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kakapoの生地がスニーカーになる!(後編)
端革でシューズづくり! 始まりました!
革は、命からいただいた大切な素材。
少したりとも無駄にしたくありません。
そのために、これまでのテキスタイルの仕事の経験の中から、使えそうな技術をフル回転で引っ張り出しました。
そうだ!桐生の澤さん!!
会社員時代によくお仕事をさせていただいていた桐生のニードルパンチ工場。
ニードルパンチは剣山のようになった針で繊維を絡めながら不織布やフェルトを作る
kakapoの生地がスニーカーになる!(前編)
kakapoの生地がスニーカーになったことがあります。
昨年2020年7月に、大人気のシューズブランドに、定番人気の「シバフ刺繍」の生地を使用していただきました。
スニーカー用に新たにオリジナルの色で生地を作りました。
*写真提供 オニツカタイガー
その後、kakapoの仕事をよく知ってくださっていたシューズブランドのKさんから、端革の話が出てきました。
シバフ刺繍のスニーカーが店頭で発売
kakapoの初夏、kakapoの京都。
あっという間に6月に入ってしまいました。
気温も日に日に高くなって、夏がそこまできている感じがしますね。
GWは、神楽坂でのイベントはできませんでしたが、こんな機会だから!と言って、たくさんのお客様がアトリエにいらしてくださいました。
神楽坂だといつもバタバタして、なかなかゆっくりお話しもできない事が多いのですが、アトリエではゆっくりお話しすることもできます。
これはこれでとても良い時間でした。
神楽坂フラスコでのイベント -中止の決断とアトリエでの発表-
4月29日から5月5日まで開催を予定していた、ポップアップイベントは、先週の緊急事態宣言の発出を受け中止することにしました。
神楽坂のイベントを楽しみにしていただいていた方には、本当に申し訳ありません。
今回は、物販に関しては大規模商業施設のみへの要請ですので、直接的には、要請の枠には入っていないことになります。
最初、宣言が出たあとも、私は1ミリも開催中止を考えていませんでした。
しかも
アトリエのお話し その2。
DIYでなんとかしてしまったお話し。
前回はアトリエを借りるところで終わっていましたが、今日は、その後のDIYのお話し。
もともと、なんでもかんでも自力でなんとかなると思ってしまうタイプで、まず、誰かに相談するのではなく、illustratorで図面を作り始めました。
大家さんは、最低限の水回りと半地下に降りる階段だけ綺麗にしてくれました。
自由にやっていいよ!と言ってくれたものの、少し・
アトリエのお話し その1。
こんにちわ。
4月に入りましたね。
時間が経つのは早いものです。
私は毎日朝起きて、のんびり朝食を食べ、歩いてアトリエに出勤します。
家も好きなのですが、アトリエもとても気に入っています。
今日はそんなアトリエのお話。
kakapoは2012年にスタートしました。
当初は、友人の事務所に転がり込み、友人を巻き込む形でスタートしました。
決して広くはない事務所に、私と、そして、つくった生地
テキスタイルブランド kakapo
主催 テキスタイルデザイナー
カネイチヨウコ です。
普段のデザインワークや生地にまつわるお話し、アトリエのある世田谷区羽根木の日常など、ポツリポツリとですが綴っていこうと思います。
kakapo.jp
生地「フルイマチ」のできるまで(後半)
こんにちわ。
前回のお話のつづき。
生地「フルイマチ」のプリントのお話です。
デザインが決まって型ができあがると、プリントの色サンプルを作ってもらいます。これは、一般的にマス見本と言って、一型で何色か一度にプリントしてもらい、それで色を確認します。
この時に、指示色と違っていたり、思ったように色がでなかったり問題が起こることもあります。
柄に問題があったり、
生地に問題があったり、
はたま
「フルイマチ」のおはなし
今日は前回にちょっとご紹介した「フルイマチ」の柄のお話をしたいと思います。
kakapoのテキスタイルのデザインの多くは、風景、建築、そして、現象などから発想しています。
そして、フルイマチもその一つです。
昨年から海外に行くのも難しくなってしまいましたが、最後に海外に行ったのは2019年の11月、出張で台湾に10日間ほど滞在しました。
前半は、手紙社さん主宰、小器生活さん協力の台湾布博へ参