見出し画像

働くとは、生きるための手段


子どもの頃から家族に働かざるもの食うべからずという言葉を言われ続けた。

当時、母親以外の家族は皆働いていた。

母親は仕事をしたことはあるが長続きはしないし、すぐ辞めてしまう。それを家族は批判しダメな人間だと言った。

私もその姿を見て、一生懸命に働けるひとになりたいと思っていた。

けど、社会人になった私は人より働けないことを実感した。

本能的に働くことが嫌だとよく思う。かと言って怠けるのも大嫌いだ。

バリバリ働くか、グータラと寝て過ごすか。
1か100の考えしかないのだ。

今の私は、元気に一人暮らしを継続する最低限のお金を稼ぐ為に人より少し短い時間と負担を減らした業務内容で安定して働くことを目標に日々を過ごしている。

いや、そう自分に言い聞かせている。

この生活にやりがいや誇りはないが、苦でもない。

だから、今日もいつもの通勤電車に乗るのだ。


働くことに対する本当の気持ちは違うのかもしれない。

最近、これでいいのか迷ったり考えたりしている。

経験とお金を取るか、時間と体調を取るか、うつ病の私には後者しか選択肢がないように感じるが、本当にそうなのか。

分からない。答えが出ないまま、今日も眠りにつく。

#私にとってはたらくとは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?