愛着障害の治療を全て終えて
久しぶりにブログを更新します
長らく投稿をお休みしている間に、沢山の方にフォローや投稿のいいねを頂きました。
見てくださってありがとうございます!!!
生きづらいと思うことや病気や人生の悩みは、皆さん持っておられるのだと感じ、私もまた投稿で伝えていけたらと思いました。
カウンセリングについて
①スクールカウンセリング
愛着障害の話の前に、まずカウンセリングの話を始めますね。
私は某大学の医療系学科に通っていた時に、学校にいる精神科の先生にとある相談をしていました。
その先生が「スクールカウンセラーがいるからその人にも相談してみたら?」と紹介されたのがきっかけです。
高校にも確かスクールカウンセラーがいたと記憶にありましたが、使ってみようとは思ったことがありませんでした。
スクールカウンセリングルームに初めて足を踏み込んだ時は、クラスメイトの誰かに見られていないかすごく緊張していたのを覚えています。
「カウンセリングを利用したいです」と受付の方に言ってから、受けたい曜日と時間を選びスクールカウンセラーの方が決まりました。
私は週1回50分のカウンセリングで、料金は無料でした。
カウンセリングルームは机とソファーに観葉植物、沢山の本や漫画、そして箱庭(治療で使います)が置いてありました。
カウンセラーの方は40〜50代の女性でした。
初めは何から話していいか分からずうまく話せなかったです。カウンセリングシートを記入してその内容について話した記憶があります。
何度か通い始めて少しずつ慣れていき、カウンセラーの方と冗談も言い合える関係になっていきました。
良い関係ばかりではなく、精神が不安定な時のカウンセリングで2〜3回カウンセラーに怒ってしまい、通うのを辞めかけた時期があります。
今思えば自分が未熟だったのですが、カウンセラーも人間ですので完璧ではありません。
でも通い続けて、怒った時何が嫌だったのかカウンセラーと話し合ったことで成長できたと感じました。
②院内カウンセリング
大学卒業後はスクールカウンセラーの紹介で某病院のカウンセリングに通い始めました。
病院ですので、必ず精神科医の診察を受けてからカウンセリングという流れでした。
こちらは月1回50分、料金は診察代込みで2,000円くらいでした。
こちらは精神科医の方と相性が合わなくて少し苦痛でした💦 後半は少し慣れてきて適当に診察できるようになりましたが。笑
カウンセラーの方は50代の女性で、思ったことは私にハッキリと伝えられる方でスクールカウンセラーの方とは全然違う印象でした。
この時は主に仕事や人間関係の相談を毎回していた記憶があります。
社会人になってから院内カウンセリングに通うのはかなり大変でした。
その理由は、曜日と時間が固定されてて仕事を休ませてもらって来ていたので、職場にとても気を遣いました。
また、院内カウンセリングを通っている中で私が受けたいカウンセリングはこれじゃないと思うようになり、愛着障害の治療に興味を持つようになりました。
愛着障害の治療
まず、私が愛着障害をどこで知ったというと岡田尊司先生の「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」という本でした。
元々医療職を目指して大学で勉強をしていたので、様々な本を読んでいたのですがこの本がとても分かりやすかったです。
本を読み、母親との不安定な関係や今心身に出ている症状などがぴったり当てはまると感じました。
また、岡田先生のことを詳しく調べるとクリニックと日本心理教育センターを運営しておられました。
幸い関西に住んでいたのでぜひ岡田先生の治療を受けてみたいと思いました。
しかし、クリニックは大変人気で予約もなかなか取れないとのことでしたので、日本心理教育センターに行くことにしました。
日本心理教育センターは東京にもあるみたいですね。
電話で初回カウンセリングの予約をとりました。
本当は母親も一緒に受けられるとよいみたいですが、私の母親は病気の影響でこちらに移動することも困難かつ私が母親に会いたくないので1人で行きました。
初回はカウンセリングシートを記入して担当になる予定のカウンセラーの方と面談をして、治療方針を決め通う頻度などを決めました。
こちらのカウンセリングは保険適用除外でしたので、一回50分で6,000円とかなり高額でした。(担当されるカウンセラーによって値段は異なるみたいです)
しかし、土日も夜遅い時間(たしか20時くらい)もカウンセリングを受けることができとても通いやすかったです。
また、ここのカウンセリングはただ話をして聞いてもらうだけでなく、愛着障害専門のプログラムを受けることができます。
詳細はお伝えすることができないのですが、岡田先生が監修して作成されており、ボリュームがかなりあります。
私はすべて受講するのに1年以上かかりました。
受講して良かったと思うことは、脳の思考が少し修正され生きやすくなったと感じたことです。
正常な愛情を親から受けられなかった子どもは認知(物事の捉え方)に歪みが生じて、思考がいわゆるマイナス思考になってしまったりワンパターンに偏ったりしてしまうようです。
プログラムを通じて何度も認知の練習と沢山の思考パターンを身につけることで、日常で起こった出来事に対して今までとは違う対応の仕方や考え方ができるようになりました。
現在は転職し給料が下がり、また物価高でお金に余裕がないためここのカウンセリングは通っていませんが、本当に良い経験をしたと思っています。
通い続けるにはかなりお金が必要ですので、誰にでもお勧めすることはできませんが、気になった方はまず本を読んでみるのはいいかもしれません。
愛着障害専門の先生は他にもいらっしゃるので自分に合った先生が見つかるといいですね。
長文でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!!
またのんびりマイペースに記事を更新できたらと思います。
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