幼稚園編①
私が嫌いだったのが「水曜日の体操教室」です。
27歳になった今も覚えているという事は
当時相当嫌だったのでしょう。笑
自分で言うのもなんですが、私は運動が得意でした。
ただどうしても嫌いだったのが「マット運動の後転」
後ろに倒れる恐怖があったのだと思います。。
どうすれば水曜日の体操教室を休めるか、、
そこで考えたのが「首痛い痛い作戦」です。
単純ではありますが、首が痛ければ体操教室は
休ませてくれるだろう。
そこで私はびっくりする経験をする事になるのです。
首が痛いと聞いた祖母が、「かなちゃん、首が痛いのかい?それならばあちゃんの通っている電気椅子をやりに行くかい?」
祖母の一言に、生粋のおばあちゃんっ子である私は
まんまと乗ってしまうのです。
そして電気椅子に行く日。
ちなみに電気椅子とは電位治療器の事で治療を目的としたものです。
行ってみると高齢の方々ばかりでしたが、
6歳の私はもうアイドル状態。
飴やら饅頭やらを貰い上機嫌。
おまけに椅子に座っている間はジュース飲み放題。
体操教室を休めた上に、ジュースまで飲める事に
その時の私は浮かれていました。
このあと起こる悲劇も知らずに。
30分程だったでしょうか、電気椅子も終わり靴を
履こうと隣にいる祖母を腕を持った瞬間。
私の身体中を伝う電流たち。一瞬時が止まったような感覚を味わいました。感電したのかな??
この話には続きがありそうですが、、
すみません、ここから先の記憶がありません。
記憶喪失になったわけではありません。
多分大した事がなかったので記憶に無いのだと思います。笑
最近ふと思い出したので文章にしてみました。
ネットで調べてみるとまだその商品は売られているようです。宗教?効果ない⁈などの書かれていますが、私は効果はどうでもいいのです。
祖母との想い出を感じるためにまた電気椅子に行ってみようかなと思う今日この頃です。