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自分らしさとの向き合い方

昨日洗濯を取り込んでいたら赤トンボを見かけました。暑い日が続いていますが、少しだけ秋の気配を感じ、心だけ涼しくなりました。

8月も【家を出る日のために】に参加し、モヤモヤと胸の中にあった霧が晴れたので、忘れないうちに備忘録として残します。

モヤモヤの原因は私の性格で、いつもこの言葉に弱いがためにキャパオーバーしそうになる。
「◯◯ちゃんなら大丈夫だよ」
そう、豚もおだてりゃ木に登る。登りまくるのです。
だから向いてないのに変なところでリーダーになっちゃったり、みんながやりたくない係りがあると、引き受けましょうかと首を突っ込む…嫌々やっている人を見るよりは自分がやっちゃえばいいと思うんです。
いざ引き受けると「◯◯ちゃんなら出来るよ」な〜んて言われたりして、私は「そうだよね!やるやる!」といい気になって色んな木に登ってきました笑
悲しいかな、それが自分らしさだと思っていて、それがなくなったら私の魅力はゼロとすら感じています。

そんな私を前々から心配してくれていたママ友に言われたのです。
「それは優しさを搾取されてない?」
なるほど。そういう風に私の選択や周りの言葉を捉える人もいるんだ。
「疲れたら言うんだよ。私には大丈夫そうには見えないからね!」と言われ、自分がそのお付き合いの中で少し無理をしていたんだなと自覚しました。
その日から自分の優しさや愛情は無限じゃないと意識して、大事にしたい人達にたくさん使おうと決めました。


しかし、この決断で自分らしさを見失いそうで怖かった。失うものが多そうで、いつか後悔するんじゃないかと。急に変わったら嫌われるよね。人は簡単には変われないし…なんてネガティブ星人が何人も現れちゃって。レジリエンス講座で学んだことを実践すると心は軽くなるものの、なかなかモヤモヤは晴れず。

そんなモヤモヤ期に参加した8月の【家を出る日のために】“親に守られていると感じたエピソードをみんなに伝えて”というカードに出会いました。
私がそう感じたエピソードは以下です↓

先日実家に行くと、両親が子ども達のために梨を買っておいてくれました。
美味しかったので子ども達が全部食べようとしたら、母が「ママの分も残してあげて。一口でいいから初物を食べなさい。」と娘である私にも食べさせようとしてくれました。そんな母の温かさに触れて、まだまだ守られているなと思いました。

というエピソードを話したり、他の参加者の皆さんのエピソードを聞いているうちに、優しさって求められてから出すものじゃなくて、与えたいと思った時に出るものなのかなと思ったのです。私の中で正体不明だった優しさがフワッとカタチになって現れた瞬間でした。

優しさをどんな時でも出そうと捉えていたから辛かったのかもしれない。絞り出すんじゃなくて、勝手に出るものでいいんだ。無理に制限もしないで、出ちゃったら出ちゃったでいいのかもしれない。そしたら自分らしさも見失ってないんじゃないかとゲームの中で感じたのです。
無意識に与えられた役割のような性格を演じる中で、自然体の自分を見失っていたのかもしれません。
それを自分が語ることで発見していく。改めてこのカードの前では正直でいるべきだなと思いました。何より咄嗟に答えなければならないから取り繕えない。でも上手いこと言えなくても、答えられなくてもオッケー。正解は人それぞれで、まさにみんな違ってみんないい。

来月も新しい私に出会えたり、シンカできたらいいなぁ〜。そんな期待を抱いて8月を乗り越えようと思うのです。

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