絵とカタカナが苦手な私のシンカ?
コロナ禍で何に疲れたかと言われたら、自粛でも子どもの休校でもなく、毎日テレビやネットで知らないカタカナが増え続けることでした。
ソーシャルディスタンスにロックダウン、クラスターにオーバーシュート。
パンデミックなるワードが出てきた時には「覚えないとダメ?」と辟易していました。何とか覚えて使い始めると、今度は自分がルー大柴になったかのような気分。
頼む、これ以上増えないでくれと思った頃にとどめのようなスーパースプレッダー。必殺技の名前みたいなカタカナに瞬殺されました。
そんな私がカタカナと同じくらい苦手なのが【絵】です。
私が描いたキリンを見て友達が悲鳴をあげ、タコなんかは描いている途中からザワザワされた経験があります。
誰にでも苦手なものはある、それはそれでいいか!と放置していましたが、ひょんなことからイラストを描くことに。
そう・・・鬼軍曹からの指令であります(笑)
ステイホーム中に鬼軍曹のパフォーミングセールスをオンラインで受講する機会に恵まれ、毎日楽しく参加していました。学ぶこと、刺激が盛り沢山で、他の受講者の方々のコメントも素晴らしく「なんて幸せなんだ!」と課題に取り組んでいる時間までニヤニヤして過ごしていたのです。
この喜びと感謝を鬼軍曹に伝えたい!と思い、軽~く「子ども向けのプログラムとしても楽しそうですよね。あったら我が子を参加させて下さい!」なんて言ったところ…
「じゃあ作ってみたら?」
いや、そんなつもりじゃ(笑)
でもワクワクするし、すぐに作りたくなっちゃってる!だってパフォーミングセールスを受講した直後だから、パッションがすんごい時だから!作っていいって言ってくれたから作っちゃえ~と勢いでスタートしたのです。
そこで鬼軍曹にイラスト多めで子どもが喜ぶような資料をパワポで作れたらなぁ~程度の考えを伝えると…
「描いたらいいじゃん」
いや、そんなつもりじゃ(笑)
フリー素材を使おうかと思って・・・ごにょごにょ。
そして何より絵が下手なことを伝えると…
「だからいいんだよ」
はい、もう描くしかない。
それから連日、娘が貸してくれた幼児向けのイラスト練習帳と格闘する日々。〇△をなぞるところからのスタートです。
描いては娘に「どう?」と聞き、アドバイスをもらってまた描く。8歳の小さな先生2人と、オンライン学童で子ども達が描く絵からヒントを貰ったりしながら少しずつ私の画力もシンカしました。
ちなみに↑のキリンとブタは私が描き、for kidsにも使用しました。
上手かどうかは別として、苦手なことを苦手なままにしておかない。
自分の中では世間には不必要と決め付けて出し渋ってしまう部分も、出してみたらいいんじゃないか。いるとか、いらないとか、そんなのは自分で決める必要がない。いらないって言われたら、少し落ち込んでからまた作り直せばいいし、それを繰り返したら私はなりたい私になれる気がしました。
そして落ち込んだ時はレジリエンス講座で学んだことをいかせばいい。
苦手って言ってたのに自らカタカナ増やしていくよ!
レジリエンスとは?
とっても素敵な先生お二人に恵まれ、初めて足を踏み入れたポジティブ心理学という世界。
私の頭の中ではこんな図が出来上がりました。(製作期間3日)
挫折や苦境から回復する力、それがレジリエンス。
・復元力
・回復力
・弾力
なんて意味なんだそうです。
〜木に例えると〜
・見えている幹や葉→行動や感情、人からの印象
・見えない根っこ→強み、考え方、行動を決めている支え
〜嵐が来た時に〜
・根っこでしっかり支えられるか
・幹をまた起こせるか
・新しい葉をつけられるか
大事なのは根っこ!根っこなんですね。その根っこの1つである、強みを知るというのがレジリエンスを高める方法の1つだと教わりました。
はて、自分の強みとは?
先生方からVIA-IS診断というものも教えて頂き、早速トライ。結果はいかに。
若干恥ずかしい。そして全体的にふわっとしている。
でもこれが私なんだ。自分を知るというのはくすぐったいものですね。
この根っこの部分を太くすることで、私のネガティブ星人が暴れる時間を減らすことができるなら、思ったよりもレジリエンスを高めるって面白い作業なのかもしれません。精神を鍛える!みたいなものではなく一安心。
この診断結果について夫に話すとすぐにスマホを手に取りました。レジリエンスを知らなくてもやりたくなりますよね。VIA-IS診断で検索。無料で日本語版もあります。
こちらは夫の結果です。
へぇ~。(リーダーシップあるの?なんて心の声はそっと閉じる)
「そっか、俺は公平で正義感が強みなんだ。ジャスティスだな、これからはザ・ジャスティスって呼んで!」
あぁ・・・どんなにシンカしても、夫のおかしなカタカナは苦手。