新柴又の焼き鳥屋
新柴又駅のエネルギースーパー田島の横に赤提灯を煌々と照らしながら立つ焼鳥屋がある。
そこは、酒はスーパーかコンビニで買ってくる方式の立ち飲み屋(持ち帰りもできる)でチャージも無いし、純粋に焼き鳥の値段しか取らない、センベロと言われる居酒屋が憎いと思っていた人が本当にセンベロできる店である。
たたみ一畳にも満たないスペースで、宇宙一美味いと言っても過言では無い焼き鳥が雨の日か風が強い日以外は焼かれている。
その屋台は人気店で、毎日のように人だかりができる。
けして高くない。
普通の値段なんだが、質が最高である。
レバー100円
何と言ってもレバーで
ここのレバーを食べたら正直他で食べる気は失せてしまう。
プリッとした食感のあと、トローンととろけるのだ。
レバーといえば、パサパサとした食感と独自の臭みと言った印象であるが、ここのレバーは全ての常識を覆す。
質、焼き加減、全てが黄金比だ。
五右衛門という裏メニューがある
由来は大泥棒の五右衛門だが、何故だかは不明
しかし、皮の食感、軟骨の食感、もも肉の食感を一度に楽しめる一本は間違いなく飲んべえたちの心を奪う大泥棒だ。
隣のセブンで買った氷結が捗る。
この後またレバー、軟骨と食べてトータル500円にも満たない
新柴又という場末にある穴場、友人に紹介したら友人の方がハマってしまった。
しかし、現代に必要なのはこうやってリーズナブルに飲めて喋れる場である。
投げ銭してくれたら、多分幸せになれる。と思います。