コミュニティ経済圏の兆し
所属しているSocialDesignSalonで、fever というコミュニティに仮想通貨が導入されるサービスを使い、コミュニティ通貨(SDCといいます)を導入されました。
サロン内でも報告しているのですが、数ヶ月利用しただけで、コミュニティ経済圏の兆しを感じているので、コミュニティ内で共有した数値も公開しして報告したいと思います。
まず、fever の導入から2ヶ月ほどで、私はコミュニティ通貨で約9万円を得ていました。
しかも、ほとんどが何かを販売したのではなく、自分が行動することでまわりからの感謝としてコミュニティ通貨を頂きました。
具体的には、コミュニティのイベントで、Slackやfever の使い方を学ぶワークショップをやらせてもらったり、コミュニケーションツールとして、Slack を導入させてもらったりなど、色々自分が学ぶための行動でした。
仕事ではなくて、自分が学ぶための好きでやってる行動に対して、コミュニティ通貨が得られました。
下記は、コミュニティ内で共有したサロン全体の数値です。
個人だけの話ではなくて、サロン内でかなりコミュニティ通貨が流通していることがわかります。
*計測はリリースから集計日まで約2ヶ月間
コミュニティ通貨の流通回数は、291回
日本円に換算した流通金額は、約70万円
*実際に、課金されているわけではなくて流通額
*この時点で、fever に参加しているメンバーは約80〜90人程度
通貨を付与した人数は、25人
通貨を受領した人数は、84人
最も受領した回数が多いユーザの回数は、29回
1件あたりの最高付与額は、1万円
付与されたコミュニティ通貨は、付与してくれた人に使ったり、また他メンバーへ付与したり、チケット(fever上で販売しているスキルなど)を購入したりして、コミュニティ内を通貨が流通しています。
そして、コミュニティコインの流通は、お金の流れではなく、「感謝」「価値」が流通しており、コミュニティへのロイヤルティがかなり増加しているように感じています。
実際に、私も他者への感謝をしつつ、「木工作家の作品」「似顔絵」「プ譜の作成」「利き酒の購入」「税にまつわる相談」「サイン入りの著書の購入」「雑談会への参加権利」など、サロンメンバーが販売しているスキルを多く購入しました。
コミュニティの通貨は滞留することなく、コミュニティ内を流通し続けることで、コミュニティの価値を高め続けていると感じています。
以上
「デジタルコミュニティマネジメント」「地方移住xリモートx事業開発」について考えています。よかったら Twitter をフォローしてください。