地方移住をはじめたときの話_01
こんにちは。小倉(@kajyou)です。初めて見ていただけた人に向けて自己紹介をさせてください。
私は新卒から東京にあるスタートアップばかりで働いていましたが、地元の兵庫県にUターンし、いまは過去の経験を活かしながらリモートでフリーランスとして仕事をしています。
何回かにわけて、地方移住したときの話を書きます。
私は、2016年7月26日に、東京(実は神奈川県武蔵小杉)から、兵庫県(当時は姫路市)に引越しをしました。社会人になった2005年から約11年間東京に住んでいましたが、地元兵庫に帰ることにしました。
地元よりもやや利便性のよいところに引越しているので、Jターンというようです。何にせよ地方移住という決断をしました。
地方移住に至った経緯は色々ありますが、一つの要因として家族ができて、子供が小学校になる前に、家族が住みやすい地域へ引越しをしたかったというのがあります。
当時のFacebookの投稿をみてみると、現職(当時)で退職前提でリモートワークしつつ、関西の企業に転職予定だと書いていました。このころは、自分のような文系職がリモートワークで働くには難しいと考えていたため、いずれオフィスに出社する正社員になることを希望し、転職活動をしていました。
転職先は、地元兵庫ではなく、電車で1時間以上の大阪
転職活動をするにあたり、ネット系の会社やスタートアップの企業を探しました。ビズリーチ、Wantedly などを見ましたが、いきたい会社や仕事はなかなかありませんでした。
またビズリーチは、勤務地を「兵庫県」で登録しているにもかかわらず、「東京の企業しか紹介できないエージェント」ばかりが連絡してきました。
たいてい、「一度お打ち合わせしませんか?」という連絡がきますが、メールで兵庫ですがいいですか?と連絡すると、「いまは関西の案件がないので、また機会があればご連絡させて頂きます。」と返信がきます。(事前に兵庫在住という情報を読まずに連絡してくるので腹立たしいです)
当然なのですが、東京と違い兵庫で、自分が努めていたようなスタートアップの会社はなかなか出会えません(どうやって出逢えばいいかもわかりませんでした)
とりあえず、知り合い経由で何社か話を聞くことができましたが、兵庫県ではなく、会社は大阪ばかりでした。ある程度予測はしていたので、大阪の1社に業務委託で入らせてもらうことにしました。業務委託で入ったのは現職の引き継ぎ期間がまだあったので、早めにJoinしてなれるためで、ほぼ転職するつもりでした。(たぶん)
退職前提だったため現職から週1日休みをもらって、大阪の企業で働きましたが、移動時間がドアtoドアで1時間半ほどかかりました。往復で3時間。さらに、いきは始発のため座れますが、帰りは座れないことが多々ありました。何よりも行きも帰りも満員電車でした。
なんというか、東横線の満員電車ほどではないのですが、ちょっと移動時間に体力が奪われてしまうことが、すごく嫌になってきました。
なんで地元に帰ってきてこんな通勤電車にのるんだ?
2ヶ月ほど、回数にして10回前後は通いましたが、結論として、毎日こんなところまで出社したくない!という答えに達しました。
地元に帰ってきたのは、住む場所を変更させたかっただけでなく、生活の質を向上させたいと思っていました。それは1日の1/8を移動に使い、体力をすり減らすことではないと思いました。
そして、2ヶ月経過したタイミングで、大阪の企業を正社員として働かないということをお伝えしました。(これだけが理由ではないですが、要因になったのは間違いありません)
仕事がなくなる!?
さて、仕事をまた一から探さなければならなくなった。現職には退職する意思を事前に伝えていましたし、そのつもりで引き継ぎもしていました。どちらにしても長くは働くことは難しそうなので、とりあえず、やめる気持ちは固まっていました。
とはいえ、収入がなくなってしまうのは厳しいので、頑張って仕事を探さなければならないと考えていたところ、現職からリモートワークでの雇用契約の継続を提案されました。
最初は、リモートワークでの業務に不安があり、お断りしていました。
ですが、現職の社長・管理部長が新規事業の立ち上げ業務、そして、必要な裁量を持った上で働かせてもらえるという提案を頂けました。
兵庫で働ける上に、おもしろい仕事をやらせてもらえるというのは、すごいチャンスだと思い、悩んだのですが、現職で継続させてもらうことにしました。
私は、リモートワークという働き方で、新規事業の立ち上げ業務やプロダクトマネジメントという業務をチャレンジできるのはチャンスだと思い、しっかりとやりきるつもりで、コミットメント高く仕事に取り組ませてもらいました。
この仕事はやりがいがあって、夜中まで対応したり、隔週で東京にいくこともそこまで苦にならず、難しいながらも夢中になって働くことができました。ほんとうに周りに感謝していました。
ですが、そんな感謝も長くは続きませんでした。
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とりあえず、今回はここまでにしますが、この後、また仕事をどうするか悩むことになります。
小倉 研太 / Kenta Ogura
Community Manager
新卒でスタートアップに入社し、スタートアップを3社経験し、うち2社が上場。Webサービスやアプリ開発のプロジェクトマネジメントから、組織の急拡大・停滞時の組織運営などを経験。いまは兵庫県からリモートワークの推進と、オンラインコミュニティの運営をしている。
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