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「コミュニティ通貨」をあえて導入するメリットは、なんですか?

「コミュニティ通貨」をあえて導入するメリットは、なんですか?

という質問がありました。

小倉が考える「コミュニティ通貨」を導入するメリットは、心理的、法的にも扱いやすく、信用を可視化できること。また人から人への循環がコミュニティを強化すること。

まず「コミュニティ通貨」を導入する目的は、「コミュニティの活性化」でした。
導入することで、コミュニティメンバーの価値が可視化されます。(たとえば、スキルをチケット化したり、メンバーの行動に対して通貨を付与したり)

単純に、コミュニティの価値が可視化できることで、メンバーはその価値を利用しやすくなります。
たとえば、ブロックチェーンについて詳しい人に相談するチケットが売っていれば、それを買うことができるようになります。

次に、「コミュニティ通貨」を「あえて」というのは、
現金と比較して、なぜ仮想通貨なのか?ということかと思います。
たしかに、可視化だけであれば、現金でも問題ありませんし、価値が明確になります。

これは「お金」は価値が明確すぎるので、心理的に扱いにくいというのがあります。
たとえば、先程のブロックチェーンの相談を「50円」でというと販売する側も、購入する側も抵抗があります。(損得が明確になってしまいます)
それを「コミュニティ通貨」に感謝メッセージを添えれば、お金のためにやってるように感じにくく、損得勘定が発生しにくくなります。

もちろん、これが現金のやりとりになると、スキルの購入や、資金移動になるので、クリアしなければならない問題も多くなるので、そちらの要因も大きいと思います。

ということで、「コミュニティ通貨」を導入していると思います。

以上

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