上手なSNSの活用しているうどん屋さん、見ぃ~つけた!!
こんちは!
今年 ”も” 確定申告で地獄を見ています、kajyさんです。
くぅ…仕訳が終わらんのじゃい。
twitterで見つけた、変わった名前のうどん屋さん
さて。今年に入ってからかな?twitterでちょっぴり変わった名前のうどん屋さんを見付けまして。
【手打ちうどん 運ど運屋】さん。「運ど運屋」と書いて、『うどんや』
”運(ラッキー)”が2つ付く、何だかイイことありそうな名前でしょ?
ずっとtwitterで気にしていたところ、Instagramでこんな投稿を見付けました。
大船ランチガイドのけいこさんは、1年くらい前にwebラジオの繋がりでお知り合いになった方。神奈川県鎌倉市は、blogやSNS、ローカルラジオから大船エリアのグルメ情報を発信されています。
そのけいこさんが、「気になるな~」「行ってみたいな~」と思っていたタイミングでお店を紹介してくださるという、ミラクル!
もう、アナタ、ここに早よぉ行きなさい!ってことじゃない??
呼ばれてる!ってことじゃない??
「よし!決めた!」そうと決まれば…
まずは、リサーチしてみよう!
ド陰キャなわたし。基本、行きたいところは必ず下調べしてから行動します。
twitterでは日頃、お店のアカウントを見させていただいていたけれども、どうやらInstagramからも発信されているみたい。
そこで、運ど運屋さんのInstagramのアカウントを拝見させていただきました。
「毎朝、手打ちでうどんを作られてるんだ!」
「あ!ちゃんとwebサイトもある!ここを見たら、お店の詳しい案内が見られそう」
「あれ?…何だか…Instagram、手練れている感じがする!」
Instagramって、一番上の欄に3枚限定で【固定の投稿】をピン止めすることができる。
Instagramを見て、数ある投稿の中で一番最初に目に入るところがココ。
ここにピン止めをすることで固定されるから、情報が流れていかないという利点があるの。
だから、「お店から、お客様に知って欲しい案内」をここに設定しておくと、読んでもらいやすくなるよね。
このように、運ど運屋さんは「営業時間」「お店のお休み」「メニューの変更(蕎麦の廃止)」というように、お客様が『そう、それを、知りたかった!』と思う情報を事前に”見やすい場所に”固定してくださっていました。
特に、営業時間の確認やお店のお休みの確認ができるのは本当に助かる。
それにね、わたしが「これいいな」と思ったのが、ね。
Instagramはweb上のメニュー表
Instagramはこんな感じで、お店のメニューが画像でupされていました。
そして、upされているメニューをタップすると…
これを見た瞬間、凄く嬉しかったんです。
そう!お店さんにはこういう使い方をオススメしたいし、お客様にもこんな風に発信に力を入れているお店のことをもっともっと知って欲しい!こだわりや、メニューのことや、お店のことを日々、知ってもらいたい。
『こんな風に伝えられたらいいな』と思っている形で、実際に運用していらっしゃるお店さんのアカウントを見付けて、本当に凄く嬉しかった。
ちなみに前に雑貨屋やっていた時にInstagramに力を入れて動かしていたんだけれど、わたしもこのような使い方を実際にしていました。
もう4年くらい前の話になるけどね。
運ど運屋さんのお店のアカウントを見ていて、がむしゃらに頑張っていた当時の自分のことも思い出したりして。懐かしくて、それもまた嬉しかったな。
SNSの発信で「行かない理由」が事前に全部回収できる
今回、運ど運屋さんのSNSを見ていて特に思いました。
「営業時間に間に合うか分からないから…」「どんなメニューがあるか分からないから…」「初めて行くお店だし、お店の様子や行き方が分からないから…」という、諸々の【行かない理由】が、事前に全部回収されているな、と。
つまり、お客様に不安を感じさせまいとする、お店側の配慮。
発信から、それらがひしひしと伝わってくる。
運ど運屋さんのSNSは、そんな発信になっていました。
不安もなく、さぁ出発!
SNSやwebサイトから事前に情報を知ることができたので、一片の不安なし!さぁ、出発~。
神奈川県は、鎌倉市大船。
電車を何本か乗り継いで向かいます。
大船駅の出口は3つ。西口、東口、笠間口。
目的の運ど運屋さんには「東口」から出ると近いです。
仲道商店街の中を歩いて、駅から5分もかからないくらいかな。
店内に入ってから気付いたのですが、お店の入り口は2か所。
(※動画のラストと、画像参照)
角地にあるお店のため、道路に面してそれぞれに入り口がありました。
到着した時に、既に食事を召しあがっていらっしゃるお客様がいらっしゃいました。店内の全体的な撮影は控えています。
席は空いているところを自由に選んで座る感じでした。
お子様用の背の高い椅子も2脚かな?用意がされていて、小さなお子様と一緒に来店するにも安心。
1人が落ちつく方は、壁を向いて座ることができる席もあって、これもまた、わたしみたいな陰キャぼっち飯を好む人たちにも安心。
事前に大船ランチガイドさんのオススメされていた…こちら!
ジューシー!先にこちらの画像を見ていたから、お口の中は完全にカツ丼♡
ただ、1つだけ心配なことが…。
わたしにとって最も重要なこと。それは…
わたし「あの…カード精算はできますか?」
店員さん「カード対応していないんです^^うち、現金のみなんです~」
わたし「(席ついてから、オワタ――――――\(^o^)/!!!!)」
いやいや、終わってたまるかぃ!
今日来られたんだから、ここで諦めてたまるかぃ!!
もうガサゴソと硬貨搔き集めるよね。鬼の執念で(笑)
で、カツ丼は予算危なそうだったけど、別のメニューならイケそう!
てことで。
今年に入って、初めて食べた…!
色々としっちゃかめっちゃな年末年始だったもんで、お正月も「スタンダードな日常」と何ら変わりなかったわたし。お正月らしいこと、何1つできてなかったんだよね。
だから、今年入ってからお餅、初めて食べました^^
手打ちのおうどんはコシがしっかりしていて、弾力あって美味しかった。何より、おつゆが本当に美味!!!少し足を伸ばして食べに行く価値は十分にあるなと!
食べ終わってから、「あ、また食べたいな」と癖になる。人気の理由が、分かりました。
「どなたが、お店のSNSを担当されていらっしゃるんですか?」
実は、お会計の時に気になって店主さんに聞いてみました。
というのも、個人のお店さんはとにかく忙しい。業務過多も重なり、なかなかここまでSNSの発信に力を入れていたり、上手に活用していらっしゃるお店さんはなかなか巡り会えないのです。
もしかしたら専門的に知見のある【中のひと(※SNSの担当者)】がいらっしゃって、それでSNSを動かしているのかな?そう思ったんです。誰かにお願いすることで、発信にかける作業負担はなくなります。その分、お店の業務に集中して取り組めますよね。
お店さんと発信者のコミュニケーションがしっかり取れていれば、それはそれで、上手な運用の仕方とも思うのです。
返ってきた答えは、
店主さん『わたしが全部やっています^^』
毎朝早い時間からうどんを手打ちし、メニューの仕込みもある中での発信作業。本当に頭が下がります。
「SNSなんて、そんなのは忙しいからやってられないよ」そう何度も言われてきたわたしは、店主さんのこの一言ですっかり「また!絶対にここに来ます!!」とそんな気持ちになったのでした。
SNSを事業に活用して行くということ
今回の運ど運屋さんの事例、「ここをこうしたら、もっと良くなる!」そんな点もあるにはある。もっと効率良くしたいとか、こんな層に見てもらうには~…とか。フォロワー増やしたい!とか、もっと見てくれている人からのリアクションが知りたい、とか。そういう細かな部分を満たしていくことは出来る。
だけれど、SNSで大事なことは「発信を続けられること」「ユーザーに愛されるアカウントであること」特に店舗の場合は、商圏エリアに密着したユーザーに愛されることが最優先。一定のエリアのお客様の心をがっちり掴む強烈な『愛されアカウント』であれば、そのお客様たちが先のお客様を呼んできてくれる。正直、数(フォロワー数)で勝負なんて、論外。少数精鋭で、しっかり関係性を築いていくのが、ローカルアカウントの作戦でもあるんだ。
そんな訳で。今、既にこの状態を作れているのだから、敢えて無理やりにハイスペックな機能を盛り込まなくてもいいんじゃないかな…と、わたしは思う。
お店の発信負担を軽減するような策ならアリかもしれないけれど、ユーザーに向けた高性能な機能を導入して、ユーザー離れしちゃ元も子もないからね。システムや手段は「使う」ものであって人を呼んできてはくれない。使う側が「使われては」本末転倒というお話で。
ちなみに、今回の運ど運屋さんの事例と全く同じことを別の業種がやってみたとして上手くは行かない。
下手したら、同じ【飲食業】という括りであっても、全く当てはまらないケースだって十分あり得る。
今回のケースは、運ど運屋さんだからこそ、の好事例。
もし、この記事を読んでくださっているあなたが「じゃあ、自分のお店の場合はどうしたらいいんだ?」「うちの事業には、どう活かせばいいの?」もしそんな疑問を持ったなら、わたしで良かったらお力になれるかもしれません。
twitterから日々、店舗でのSNSの使い方について発信しています。フォローはもうお済みですか^^?まだフォローがお済みではないあなたは、下の「フォローする」のボタンからフォローしてくださいね。
おわりに
今回、ご紹介させていただいた運ど運屋さんのSNSやwebサイトについて紹介させていただきます^^
お近くの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
お店のtwitterとは別に、店主さんの ”思い” を知ることができるアカウントです^^
そして、今回行動を起こすきっかけになった大船ランチガイドさん。
とっても素敵なお店を紹介してくださって、有り難うございます^^
記事を書いたひと:かじぃさん
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