私が一時保護を粘った話
私は
何回か児童相談所に保護をしてもらっていたことがある。その何回目かの保護がかなり労力のいるものだった。
私はある日家を出ることを決意した。
理由は、母からの精神的虐待と重度の障害を持つきょうだいのケアに疲れたからだった。昼夜問わずパニックを起こす、きょうだいのケアに追われた。母がやってくれる日もあったが、体感的に私の方が頻度が高かったように思う。
当時10代後半だった私。部活も朝早くから練習があるような強豪校だった。忘れ物やミスも多く、顧問に叱責されることも多かった。