1年2か月ぶりに本を出版しました
実は先月末、1年2か月振りに本を出版しました。
前著『1冊の本で売上をアップする! BtoB事業者のための企業出版戦略とケーススタディー(https://www.amazon.co.jp/dp/4434322516/)』は2023年6月に出版しており、
・企業出版がなぜ売上アップにつながるのか
・売上アップを狙うための企画書のつくりかた、考え方
を中心とした内容にしました。
今回の記事では、先月出版した本『顧客獲得のための出版マーケティング&企業出版の教科書(https://www.amazon.co.jp/dp/4434344307/)』が、どのような方を対象としてどんな狙いで出版したのかについて解説してまいります。
こんな方におすすめしたい企業出版
企業出版は基本的にはブランディングを目的として取り組むことが多いものですが、ラーニングスではそれだけにとどまらず、様々な経営課題解決のために本を活用していくことをおすすめしています。
人材採用や教育、マーケティングや営業での成約率など様々な経営課題に、企業出版が役立てる可能性があると考えているためです。
特に今回テーマにしたのは「顧客獲得」という経営課題です。
B2Bの企業の多くは顧客獲得に苦労しているという現状があると思いますが、この経営課題解決のために実は企業出版が効果的と考えています。
簡単にB2Bの営業活動について考えていきましょう。
B2Bの営業活動は
・見込み客(リード)を獲得する
・その見込み客にサービスを購入してもらう(顧客化)
という流れとなるのが一般的です。
販売しているだけで勝手に売れていくような商材であれば、顧客獲得よりも商品やサービスを用意することに注力するべきですが、B2B事業の場合はそうでないことの方が多く、営業社員が介在して商品やサービスの魅力を伝えたり、また、相見積もりで他社と比較されて検討された後に購入してもらえるということも少なくないはずです。
企業出版で購入を決断するために必要な情報を体系的に伝えよう
B2B事業の場合、決断するためには相当な情報量が必要なケースが少なくありません。
そして、それだけの情報量を広告や商談だけで伝えていくということは難易度が高いものです。
そこでおすすめしたいのが企業出版です。
本は6~7万文字という、かなりの情報量を体系的に伝えることができます。
これだけの情報量の本を読んでもらうことができたらどのような効果が生まれるでしょうか。
本を読んですぐに購入してくれるというほどではないにしても、決断が近づくことは想像できるのではないでしょうか。
実際、2023年に前著を出版してから、ラーニングスの企業出版サービスの営業において成約率が大きく向上しています。
成約率アップ以外にマーケティング的な効果も得られる
企業出版が効果を発揮するのは購入決断に至るために必要な情報量を体系的に伝えるという点に限りません。
実は、マーケティング面での効果もかなり期待できると考えています。
実際、前著を出版する前の1年間と出版した後の1年間には下記のような差ができています。
お問い合わせ件数アップ:前年比200%(35件→70件)
資料DL数アップ:前年比310%(20件→62件)
お問い合わせや資料ダウンロードをしてくれて商談につながった場合、既に興味を持ってくれていることが多く、結果として高確率で成約へとつながっています。
特に、お問合せにおいては「本を読んで連絡をさせていただきました」と言われた場合には初回の商談から成約を前提として話を進めることも少なくありません。
先ほど、B2Bの営業は
・見込み客(リード)を獲得する
・その見込み客にサービスを購入してもらう(顧客化)
と紹介し、主に企業出版は後者の「その見込み客にサービスを購入してもらう(顧客化)」に効果があるものではありますが、実際に出版してみると前者の「見込み客(リード)を獲得する」の効果を実感することが多いのです。
前著出版後に起きたことやノウハウを一冊の本にまとめました
今回出版した『顧客獲得のための出版マーケティング&企業出版の教科書(https://www.amazon.co.jp/dp/4434344307/)』は前著出版後から得られた効果はもちろん、顧客を獲得するためにはどのような企画の本を出版すればよいのかなどについてまとめています。
成長を考えた場合には既存クライアントのエンゲージメントを高めて追加やリピートで商品や商材を買ってもらうことはもちろんですが、それに加えて新しいクライアントを獲得することが必要不可欠です。
・見込み客(リード)を獲得する
・その見込み客にサービスを購入してもらう(顧客化)
このいずれかに目的を絞った本の出版について、一度今回出版した本を読んでご検討いただけましたら幸いです。
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