整体・自費診療の問診と施術の効果を上げるカウンセリング「7つのコツ」
治療家や施術者は心理カウンセラーではないが、問診と施術の効果を上げるためには、カウンセリングスキルが必要不可欠だと考えています。
今回は私が普段、カウンセリングで意識しているとっておきの方法をご紹介します。
それは、「思いやりを示す7つの習慣」を使うということです。
これは、私が学んでいる選択理論心理学で推奨しているもので、人間関係を構築する7つの習慣とも言います。
選択理論とは、アメリカの精神科医であるウイリアム・グラッサー博士が提唱した心理学です。
実は、この選択理論心理学を学んだことで、自分が周囲の方に対して、間違った関わり方をしていたことに気づきました。
従来の「外的コトロール心理学」では、人は外側からの刺激に反応するという考え方をします。
そのため「7つの致命的習慣」である、
批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、脅す、罰する、褒美でつるを使うことで、
人をコントロールしようとします。
以前の私は人をコントロールできると考えていたので、妻やスタッフに対してまさに7つの致命的習慣を使っていました。しかし、いつも、心がざわついて、イライラして落ち着きませんでした。
反対に、内的コントロール心理学である「選択理論心理学」では、人は外側の刺激に反応するのではなく自ら選択して行動すると主張しています。
選択理論では「思いやりを示す7つの習慣」として、
傾聴する、支援する、励ます、尊敬する、信頼する、受容する、意見の違いについて常に交渉する
を使うことを提唱しています。
この「思いやりを示す7つの習慣」を使う事を意識した結果、お客様の反応も変わってきました。
そして、何よりも私自身の心が穏やかになりました。
いまでは、この7つの習慣を意識しなくても使えるようになり、お客様ともスタッフとも良好な関係を築いています。
ぜひ、皆様も活用ください!
興味のある方は。選択理論心理学に関する本も多数出ているので是非、何冊か読んでみてください。