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【創業日記vol.1】サービス戦略について~家事代行サービスのハードルを下げる~

さて、大阪・北摂エリアでかじりんを創業したきっかけは、
一番最初に投稿した記事にも記載のとおり母親の実体験が元になりますが、
実際にかじりんのサービス内容を検討するにあたり、
①家事代行サービスのハードルを下げる
②いかにサービスを認知してもらうか

この2点を軸にサービス内容を考えるところから始まりました。

まずは、①家事代行サービスのハードルを下げる
具体的なサービス内容を練るところから。

といっても労働集約的なサービス業で、かつ特殊な技能を必要としない家事代行業でライバルと差別化する事は難しい。
競合他社のサービス内容や料金プランをみても、どこの企業もステレオタイプなサービス内容であると感じました。

そこで一つ気づいた事が。

どのサービスも、最低利用時間が2時間から3時間が中心。短時間利用ができない。


「週末に孫家族が帰省するから、ちょっとお風呂掃除だけ頼みたいな・・・」
「粗大ごみを収集場所に運んでほしいな・・・」

そんな、ちょっとした力仕事や頼みごとは、他社サービスでは解決できない。
介護サービスを受けていたり、毎週帰省していた母親ならフォローできるところ、家族が離れている場所に暮らしていたり、高齢者単身世帯などは、
気軽に頼めるとしたら便利屋くらい。介護を必要としないシニアの方にも気軽に頼めるようなサービスがあればいいな。
他社サービスの情報を収集していく中で、この最低利用時間が一つハードルとなっているのでは。(逆にここにニーズはあるのでは?)と感じるようになりました。

かじりんでは、「30分単位」で短時間利用ができるスポット利用プランを設定しました。


また、他社サービスは交通費を基本料金とは別料金で請求される。
ここも明瞭会計とすべく、30分2,500円の交通費込みとしました。
これでちょっとした頼みごとがあれば、気軽に依頼ができるようになっていますし、ケアマネージャーの方からも自費サービスとして気軽に紹介いただけるようなサービス設計としています。

かじりん サービス・料金一覧表

定期利用では、週1回または週2回のプランを用意。
トイレや洗面所、キッチンといった水まわりのおそうじ限定コースであれば、週1回の訪問で月額22,000円
水まわりを含むお部屋全体コースであれば、週1回の訪問で月額29,800円
こちらもすべて交通費込みの料金となっています。

安定経営を追求するならば、最低利用時間として2時間以上ご利用いただき、また定期利用も積極的に推したいところではあるが、
それだと他社との差別化も図れない。
"もっと気軽に利用していただけるように"スポット利用も多くご利用いただきたいと思っています。

②いかにサービスを認知してもらうか については、
創業スタートして最初のマーケティング戦略について
次回の投稿で発信予定です!

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