Clubhouse でBGMを流す方法 〜ポン出ししたいだけなのに〜
clubhouseめちゃくちゃはやっていて沼にハマっている人続出していますが皆さんいかがでしょうか。
clubhouseは基本的に声だけなので少しさみしい感じもしますよね。
音響技術に関しては全く素人が最終的にBGMを流せる様になった構成を共有したいと思います。僕はこれでできたという経験談です。
他に正解がある気もしますのであくまで一例として御覧ください。
最終的な機材はこちら
こんな感じでPCとipadを繋いでます。
あと音を出すPCと、イヤホンはもともとあったものを使用。
※後述しますがケーブルは最終的にこっちを買っておけばよかったというものです。
音源サイトはこちら
Clubhouseでも配信には著作権者の許可がいりますので、流すのは利用用途フリーで公開されているものを使っています。いつもありがとうございます。
そしてここにたどり着くまでの試行錯誤を共有したいと思います。
知っている人にはアタリマエのことを失敗し続ける様を御覧ください。
Day1 ポンだしがしたくなる。
Clubhouse沼にハマってしばらくたったところで、声だけだと寂しくなってきました。
音響については素人なので、かんたんにできるだろうとClubhouse中に効果音ポン出しサイトを開いて、押してみます。
「聞こえるー?」「聞こえない。」
音ってこちら側で出しても聞こえないことに、ここで初めて気が付きます。出力された音声をそのまま入力したらハウリングするのでうまい具合に制御しているのだと。(まだ本当はよくわかってない)
Day2 とりあえず iRig2 とアンプがあれば良いとわかる。
いろいろ検索して先駆者のサイトを探してみると、irig2というのを使わないといけないらしい。構成を参考にしようとしても、そういうことをしている人たちのアンプは非常に高級なものを使ってらっしゃることがわかります。
僕は、ポンだしがしたいだけなのだ。
そこまで、高級なものは求めてない。Amazonで検索して安くて評価が高そうな maker hartのアンプを選択。
ケーブルも必要そうなので1本あわせて発注しました。
マイクは、在宅勤務用に買った家にあるマイクを使えばいいやと軽く考えてました。
【反省点】
これがポン出し沼の始まりでした。。。手を出さなきゃよかった。
Day3 つながらないものはつながらない。
発注したものが届きホクホクしながら箱出し。
iRig2の箱を開いた時に嫌な予感がしたがとりあえず気にせず結線してみます。
つながらんやんかーーー!!
そう、きちんと仕様を読まずケーブルを購入したためコネクタのサイズが間違ってたのです。
本当は 3.5mm - 6.5mm のケーブルを買えばいいのに 3.5mm - 3.5mmを購入してしまいました。
だって、最近6.5mmなんか使わないじゃないですか。
まあ、しょうがない変換コネクターを買えばいいや。余計な出費だがまあしょうがない。
なにせ、僕はポン出しがしたいだけなのだ。
【反省】ケーブルコネクタの形状はきちんと調べましょう。
Day4 音が出ないものは音が出ない
さて、翌日近所のホームセンターに行って、変換コネクタを買ってきました。
これで、ポン出しができる!
そう思って接続しました、物理的な結線は完璧です。イヤホンは自宅のものをマイクは在宅勤務用に購入していたマイクを接続しました。
あれ?音が聞こえない。
いろいろ調べてみると2つの問題がありそうです。
問題1.PCからの音が聞こえてこない。
問題2.マイクの音声が聞こえてこない。
とりあえず問題1の方から調べてみます。
PCからどんな音がでてるか聞こえません。
調べてみるとiRig2のアプリ ( iRig Recoreder LE )をダウンロードして起動しておく必要があるようです。
注意点は設定で以下のように Background Audio ONに変更する必要があります。
これで、ClubhouseでPCの音と、相手が話している音が聞こえるようになりました。
さて、問題2です。
どうにもマイクが音が聞こえません。
パソコンに繋げばつながるので、マイクそのものの故障ではなさそうです。
いろいろ調べてみるといやな気がしてきました。
こんな言葉がちらちらとでてくるのです。
マイクには、コンデンサマイクとダイナミックマイクがあります。
これ読んでる皆様御存知でした?
たしかに、パソコン用にマイク買った時にコンデンサマイクと書いてあった気がします。
何が違うのか?
コンデンサマイクは高性能な分、電力が必要です。
そして、僕の買ったアンプは電力供給の機能がありません。。
いくらコネクタの形状があっていても、いくら頑張っても音は出ないのです。
このアンプに接続可能なのは、電力供給不要のダイナミックマイクだそうです。
しらんかったーー!
ここで、いくつかの選択肢が僕には与えられています。
・アンプをコンデンサマイク対応のものを買い直す。→ 高い。
・コンデンサマイクとアンプの間に電源供給機を挟む → 高い。
・ダイナミックマイクを買い直す → まあ安いけどマイク2台め。
僕は、ポンだしがしたいだけなのになぜこんなに苦労とお金をかけようとしているのか。
そして、決断します。
マイクを買おう。
ポン出しのために。
ポチッ。
【反省】 ケーブルが繋がるから動くわけではない。きちんと事前に調べよう。
Day5 ポン出た
Amazonは次の日には届きます。
マイクきました。
まったく外観は僕の持っているマイクと変わりがありません。
結線して、まずはipadの録音アプリでテストしてみます。
お、音楽聞こえる。
お、声も聞こえる!!!
Clubhouseを立ち上げて、たまたまいた知り合いとCloused Roomを開いて実験してみます。
「聞こえる?」
「聞こえる。」 やった!マイクは成功!
「ポン!」 「聞こえる?」
「聞こえる」 やった、ポンだしも成功!!!
そしてBGMも問題なく聞こえることが確認できました。
ついに、僕はポン出しができた!!!
Day6 道具を使いすぎてはいけない。
実験が成功したので、Clubhouseのイベントのモデレータの時に、使ってみました。
BGMも入れて、ポン出しもして意気揚々です。むしろ邪魔なぐらいBGM入れてみました。
ところが、途中から指摘を受けました。
「声が小さい」
アンプなどを調整してもどうも小さいです。
調べてみるとダイナミックマイクの特性がでてきます。電力供給がないため音声の感知範囲が狭く、マイクと口の距離が近くないといけないのです。
経験値として5cm以内。
それ以上離れると極端に小さくなります。
さらにBGMがあることでClubhouseのアプリが調節をするらしく声が小さめになるようです。
通常のZoomのオンライン配信では、配信用のPCと、受信用のPCに分けて、参加者と同じ状態でどういう風に聞こえるかを確認しながら開催するのですが、Clubhouseは複数端末での接続ができないので、どう聞こえているか未だに僕にはわかってません。
結果BGMとしては、最初と最後は強めに出しておしゃべりしているときには切る形でつかうのがよいかとおもってます。
【反省】道具があるからと言って多用してはいけない。
そして。。 今日も僕はポン出しをする。
現在、僕はポン出しとBGMを流しています。
自分の音楽を流したい人はこの構成にすることでルームに音楽を配信できるようになります。でも、ぼくのClubhouseルームはほとんどがビジネストークです。
最初は多用しましたが、今は適度に場の雰囲気を作るために使っています。
以上が、僕の試行錯誤の記録です。
繰り返しますが、きっともっとうまくやる方法が有るかもしれません。
あくまでも音響素人が試行錯誤した記録として笑っていただければと思います。