見出し画像

よろよろ

久しぶりに書く気分。ちょっと良い感じ。

無事に家が売れて、引っ越しました。たった3年住んだだけの家だったけど、買ったことに後悔は本当になかった。持ったままでもやりようはあったんじゃないかと未だに思うところすらあれど、スッキリできたし、希望の値段で売れてよかった。

後悔していることと言えば、引っ越した先の家が古すぎたこと。
悪い言い方かもしれないけど、今までどんどん良い(設備が新しい)家に引っ越していってたので、今回の反省や今の迷走してるキャリアのことを鑑みて、古い団地の、特にリノベもされてない部屋に決めました。団地暮らしがどんなものか見てみたかったのもある。
SNSをみてると、団地ぐらしってミニマリストとか丁寧な暮らしの自分をしっかり持った人々が「団地のイメージを払拭するくらいオシャレ!」なきらきらしたところしか見えないので、自分みたいにふらふらしてる人が住んでみたらどうなるんだろう、という体当たり的なところもある。
結果として、すでにこの古さに依る洗礼を受けて何回も泣きを見て、引っ越し初日はあまりのうまくいかなさにちょっと泣いた。
が、すべてを後悔してるかと言うと微妙なところ。一番思い入れのある土地にかなり近い場所に引っ越したし、通勤はマシになったし、案外楽しんでいる。

まだ部屋を片付けて馴染むのに必死だけど、たぶん楽しくやれると思う。

今夜は初めてお客が来てくれた。友人を呼んで、久しぶりにちょっとだけ酒を飲んだ。大きなテーブルは無いけど、畳の部屋で足を崩して、サイドテーブルもどきのような小さい台を挟んで、やりたいことがたくさんあるね、いつもありがとうね、と酒に任せて言い合った。

お互いに、「思うところはあるけど、その違いをわかってるから良いんだ」と言った。きっとこの友人とは、少し距離を置く時があったとしても、気付いたら声をかけてしまうんだと思う。

私に友人は少ないし、腹を割って話せる友人は余計にいない。それでも、こういう人がひとり居てくれるだけで、いいんだろうな。
noteや誰にも見せない日記で鬱々としたことばかり吐いているが、突然こういう前向きなことを書いて期待を裏切ってみたっていい。だって私のために書いてるし。

ちなみに友人は今、べろべろに酔ってトイレに籠城して寝ている。そろそろ起こして電車に乗せるべきだろう。

夏の夜は短い。もう少し長ければ良かったのにと久しぶりに思えた日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?