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そんなに嫌ならさっさと辞めたら? 霞ヶ関公務員

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こちらに限らない話として、一般論として書きます。

1日の3分の1は仕事の時間

残業が多い職場では半分以上ですね。それなのに職場が辛いなんて、一度きりしかない人生、物凄く損していると思いませんか?できれば楽しい職場、せめて辛くない職場で働いた方が良いと思います。

私は、会計検査院という霞ヶ関の役所で3年半ほど課長補佐級の調査官として働いていました。霞ヶ関で一番ホワイトだと言われているので、色々ご意見あるでしょうが、振り返ってみると個人的にはハードワーカーだったと思います。

私の所属していた部署は年間稼働日数の3分の1ほどが出張による検査でした。基本的に地方出張は月曜から金曜までの1週間です。

出張先のホテルでは、ほぼ徹夜で検査資料と睨めっこすることも度々ありました。もちろん残業代など出ませんが(元々出ない身分)、全く嫌ではありませんでした。

誰かに言われてやっていたのではなく、こんなことやっているのは私以外には数えるくらいしかいないでしょう。純粋に仕事が面白かったです。

文系出身ですが、休みの日には構造力学の勉強(初歩程度ですが)もしたし、各種設計基準(道路橋示方書とか)を読み込んでいました。受検庁が委託した設計コンサルタントと構造計算を巡って素人なりにガチバトルを繰り広げるのは凄く楽しかったです。

だからこそ、ワーカホリックのように働けたのです。

繰り返しになりますが、楽しくもない、残業代も出ない、そんな仕事はさっさと辞めた方が良いと思います。霞ヶ関で働ける優秀な人材なんだから、転職なんて簡単でしょ。

あなたの代わりはいくらでもいる

なまじ優秀(勉強ができる?)だと勘違いしてしまうのですが、優秀な人はごまんといます。もちろん私の代わりも。

霞ヶ関の公務員と民間企業、どちらも経験しましたが、総合職の霞ヶ関公務員だけが取り立てて物凄く事務処理能力が高いという実感はありません。悪口になってしまいますが、凡人の私から見て事務処理能力の低いキャリアもいます(特権階級なんだから多少の悪口は我慢してね)。

※全く自慢するつもりはありませんが、私の会計検査院での人事評価(業績評価)は課長補佐級同士の比較でS(上位5%)でした。少しでも主張に客観性をもたせるために敢えて書きます。

霞ヶ関はハードワークを厭わないワーカホリックに任せておけばいいんじゃないでしょうか。

おわりに

労働者の視点で記事を書きました。大局的に見たら全く言葉足らずなのは自覚しています。少しでも参考になればと思います。

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梶本卓哉/会計士税理士
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