施工管理技士の新資格は会計検査院の職員も受験するかも
知っている人にはちょっと古い情報ですが、来年度から建設業法に定める国家資格の施工管理技士の検定試験が変わります。
変更点
大きな変更点としては、技士補制度の創設と技士補取得に実務経験が不要となった点です。こちらに分かりやすくまとめられています。
これまでは、1級だけでなく2級でも実務経験が必要でした。そして、この資格取得者を工事現場ごとに専任の監理技術者等として配置することとされていました。ところが、人材不足により、兼任による違反が横行したり、資格を取得させるために実務経験を捏造したりする事例が起きていました。
大手でもこんな状況ですから、これで実務が回っていて特段問題になってなかったということでしょうか。
実務に合わせる形で、技士補を配置すれば監理技術者等は兼任が認められることになりました。ということで、技士補でも一定のニーズがありそうですね。
ちなみに、会計検査院では、建設工事の検査を行っていますが、実務経験としては認められていません。↓参考記事(会計検査院のお仕事)
資格マニアの間でも注目
Twitterで「技士補」を検索すると、資格マニアのツイートが結構出てきます。
会計検査院で工事検査をたくさんやってきた筆者も、一度体系立てて勉強しようかと取得を考えたこともありました。しかし、やはり受験資格がネックになり断念しましたね。
会計検査院的には、土木が一番親和性が高く、次いで建築といったところでしょうか。電気工事については、その中身まで入り込んだ指摘はほとんどないですね。
ということで、土木や建築は会計検査院の職員で受ける人もちらほら出てくるかもしれません。余暇時間は霞ヶ関で一二を争う役所ですからね!
筆者も土木工事の知識については、会計検査院の仕事を通じてそこそこ身につけたので、これを形として残したいなと思ってます。いまだにコンクリートの設計基準強度に応じた鉄筋コンクリートの許容応力度表を暗記しています(笑)
なお、この資格に限らずですが、これ受けますとか宣言すると多少は注目されると思いますが、受けなかった時のがっかり感の方が大きいと思うので、受験したら記事にします。
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