臨床の魔力
さて、先週まで20年間同じ仕事をしていました。毎日忙しい日々でした。特に施設の代表になった時からは、インターホンや電話が頻繁になり、常に人と話している状況です。
1日の大部分が人と関わります。仕事内容もかなり忙しい方だったと思います。人との関わりは好きな方ですから、やり甲斐はありました。
そして、忙しいと自分が仕事をしている!という充足感で満たされました。
そんな話を妻としていると、それは「臨床の魔力だね!」との返答が。
「どういうこと?」
妻は大学病院で医者をしており、かなり忙しい方だと思います。医者が臨床で患者ばかりみていると、自分自身とても仕事をしている充足感に満たされます。私もそうでした。
しかし、そこに1日全ての時間を使うと、何も新たな研究や論文を書く時間が出来ず、後世に残せるものがなくなってしまう、という話でした。
「なるほどねえ〜、臨床の魔力か〜、誰が考えた言葉?」私
「私が考えた!」妻
「いいこというね〜たまには」私
なんだか、投資とは違う話になりましたが、後世に研究データを残す、とても重要ですね。新型コロナもそろそろ終息してほしいです。