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“育成の滋賀” B2 滋賀レイクス
バスケットボール スピリッツさんの、
滋賀レイクス、湧川颯斗選手の記事を読んだ。その感想を書きたいとおもう。
【#滋賀レイクス #34 #湧川颯斗】大型ガードが証明する高卒プロの成長速度
— BasketballSpirits (@BBSpirits) April 23, 2024
クラブにとって初タイトルとなる西地区優勝を引っ提げ、滋賀レイクスは1年でのB1復帰を期す。アウェーで越谷アルファーズと対戦したレギュラーシーズン最終節、第1戦……https://t.co/dNu7aifzQ2
ライターの吉川哲彦さんは元滋賀県民だという。だったらもっとレイクスを記事にしてくださいよ。なんなら密着でもいいです。(笑)
レイクスのカルチャーをとにかく形にし、後世にまで残してほしい。
元滋賀県民にもかかわらず、先週末が今シーズン初めてのレイクス取材
— 吉川哲彦 (@Akhk_Yskw) April 24, 2024
しかも、スピリッツでレイクスの選手を取り上げるのも初めてです
10代の記事はウインターカップを除くと新潟・中村華祈以来2人目
文中に盛り込むのを忘れましたが、今シーズンのレイクスで唯一の全試合出場です https://t.co/lTIEzaHZqN
この記事を読んで思ったのは、今はまだ、高校を卒業してそのままプロになる選手は少ないが、だんだん時代はこの道が主流になってくるのではないかと感じた。
特に日本代表に入りたいと思う選手なら、その席は椅子取りゲームだ。早ければ早いだけいい。大学生として授業に出て単位を取ったり、親の仕送りで暮らしたり、不馴れな自炊をしたり、バイトをしたり、その時間はすごく遠回りのように感じてしまう。
プロに入って、少なからずともお給料をもらえて、自分のお金で自分の生活をまかなえて、空いた時間で効率よく勉学にも励む。
極端な話、大学は現役(選手)を引退してからでもやる気さえあれば通える。その方が学問に集中できて効率がいい。
湧川選手はいい選択をしたと思う。
いきなりアルバルクや琉球、千葉のようなビッグクラブに行かなくても、B2でプレータイムをもらいながら成長できる環境はすごく有意義である。
そういう点でレイクスは若い選手がそんなに気難しく考えることなく、自由にのびのびとプロのレベルを体験できるいいチームだと思う。
湧川選手には来シーズン、B1の強度を経験できるクラブでプレーしてほしい。どのチームを選ぶかは湧川選手次第だ。そのためにはまずレイクスはB1昇格を果たさなくてはいけない。
湧川選手にすれば、B2で1年間戦い抜いた同じメンバーで、来シーズンもB1に挑戦できることがベストだろう。
新しい環境で1からスタートするよりも、今シーズン積み上げてきたことの成果を、B1では何が通用して何が通用しないか、上手く行かない時の対処法はこうだとか、自分なりの答え合わせをする1年にしてもいいと思う。
特別指定時代を含めると“3年目のレイクス”。
こういう選択も悪くないと思う。
少なくともブースターは、これまで以上の愛で湧川選手を迎え入れるから。
万が一、レイクスが来シーズンもB2に残ってしまう時は、その時は何の未練もなく湧川選手はB1に挑戦してほしい。
それでもあなたはレイクスの誇りだ。
気持ちよく送り出すので。
高卒Bリーガーは今やマイノリティではない。滋賀は湧川選手の育成でいい成功例を示すことができた。
“育成の滋賀”はBリーグにおける大きな価値となったであろう。