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横浜ビー・コルセアーズ 河村勇輝 選手

河村選手が来季の所属を横浜ビーコルセアーズ(継続)に決めたと発表がありました。

日本が誇るスピードポイントガード、河村選手は、海外への挑戦も視野に入れていると前々から公言されていましたが、来季の海外移籍は見送られる形となりそうです。

やはり一番の原因は、今季の横浜での成績があったのではないでしょうか?
個人の成績としては得点やアシストの面でリーグトップクラスの存在感を示しましたが、チームの成績では、特にリーグ後半で大失速。自身が思っていた成績には至らなかったように思います。

よく比較される“8年先輩”の日本代表ポイントガード、千葉ジェッツ富樫勇樹選手は、皮肉にも、B1東地区3位、ワイルドカード2位でチャンピオンシップに出場し、アウェー宇都宮の地でリーグ最高勝率チームを撃破。河村選手は まだまだ富樫選手には及ばない…という評価を見せつけられた気がします。

ちなみに富樫選手はBリーグにおいて「連続出場記録」も更新中ですし、昨年から今年にかけて日本一(東アジアも)のかかった試合に出続けています。体は小さいですが、自分の仕事を理解し、それに100%意識を向けて、日々コンディション調整をされているでしょうし、心身ともに“ぶれ”がないなと感心します。


横浜ビーコルセアーズは、来季のヘッドコーチ交代も発表しています。長年チームを支えた青木さんに変わって誰が指揮をとるのか注目されます。

現存の選手も、特にガード陣が全員残り、万全体制。横浜の「本気⚓🔥」が見てとれます。河村選手も来季は個人のスタッツも伸ばしつつ、横浜ビーコルセアーズの日本一に向けて、全神経を集中してくるのではないでしょうか?

メディアは河村選手の活躍を盛り上げますが、それは「チームの勝利」「優勝」とはベクトルが違うものです。メディアの“ヨイショ”は「個人」にとっては嬉しいものかもしれませんが、「チームの勝利」にはつながりません。河村選手が人間的にも もう一段 レベルアップして、メディアの力をうまくチームの勝利に繋がるようにコントロールしてほしいなと思います。


滋賀の鯰が何を言うとんねんと怒られそうですが、河村選手の活躍を応援しております。


ではまた!