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パリ五輪🇯🇵男子バスケ総括🏀✏️未来に向けて…
このパリオリンピックに出場して、男子バスケットボール日本代表が得たものは大きい。
世界に日本のバスケットの“強み”を示すことができた。
とは言え、アメリカやカナダ、オーストラリアとは対戦していないし、ヨーロッパの一部の国を相手に善戦できた…という程度だろう。
まだまだこれから世界との壁を打ち砕いていかなければならない。“労力”はかなり大きそうだ。
パリ五輪で見えた日本バスケットの現状。
総括すると、
世界と戦えるレベルにあった選手と、戦えるレベルに満たなかった選手にハッキリと別れた。
それはホーバスHCの采配や、選手のプレータイムを見ると分かると思う。
【世界レベルで戦えた選手】
ジョシュホーキンソン
八村塁
河村勇輝
吉井裕鷹
渡邊雄太
渡邉飛勇 (伸び代考慮)
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【戦えなかった選手】
馬場雄大
比江島慎
富樫勇樹
ジェイコブス晶
富永啓生
テーブス海
あえて線引きさせてもらった。
上と下の選手の違いは、
・正しいファンダメンタル
・フィジカル
・ディフェンス 、、、だ。
まずこの3つでホーバスHCから信頼してもらえないと、試合に出ることすらできない。
(失点するリスクが高くて使えない。)
アジアの予選だとか、親善試合では 出れたかもしれない。
しかし、オリンピックは別格だった。
Bリーグでベスト5やMVPに選ばれる選手であっても、世界のトップレベルでは全く通用しない。
試合にすら出れない。
きれい事ではない、この事実が分かっただけでもすごく新しい発見だったと思う。
オリンピックに出場するレベルのチームの選手は、誰だって当たり前のようにスリーポイントシュートが良く入る。
しかも、チームの戦術(流れ)の中だけでなく、個人の技術で、強引に決めきる力も持っている。
ここぞという時に抜ける「刀」をいつも腰に携えている。
そう感じた。
日本の選手でそれができていたのは、八村塁選手と河村勇輝選手だけだった。
ここにもう2~3人、個人のボールハンドリング、1対1からゲームメイクできたり、得点を取れる選手がいれば、日本のバスケは世界を相手にも驚異となることができるだろう。
そのためには、BリーグというシステムすらBREAK THE BORDER してくれる選手の台頭が待たれる。
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富樫を超えて、比江島を超えて、馬場雄大を超えていかないと日本代表としてオリンピックには出場できないよ…と、次世代の選手たちには伝えたい。
リーグ関係者やメディアの方々にも、そういう目線で選手を鼓舞し、日本バスケのレベルの底上げをお願いしたい。
選手たちはだんだん歳を重ね、ヒトとして、固く、重たくなっていく。
バスケ選手としてのピークは人それぞれだけど、彼らの才能がひとつに集まることは奇跡に等しい出来事(一瞬)だ。
すごく儚いが、それがアスリートとしての美しさでもある。
日本バスケ界の未来が楽しみだ。
Akatsuki Japan を これからも応援したい。
応援させてほしい。
がんばれ、日本代表!!
ありがとうございました!
ではまた。