B2セミファイナル初戦、滋賀vs山形 逆転勝利
下克上、下克上…って、今季のBリーグは戦国時代です。B2プレーオフ、B1チャンピオンシップ、やばいです。サムライたちが切りまくっています。
昨年のワールドカップが応仁の乱だとしたら、われが われが…の精神で、頂点に上り詰め、天下を取りたい戦国武将たちの“乱世”となっています。Bリーグ、盛り上がってます。面白いです。
我らが滋賀レイクスも、山形ワイヴァンズをホームに迎え、B2プレーオフ、セミファイナルを戦っています。
総合力ではリーグ戦で上位のレイクスに分があると思うのですが、山形は奇襲攻撃、鉄砲作戦といいましょうか、パンパン、スリーポイントシュートを決めてきまして、得点でレイクスを上回り、逃げきろうとします。
実況のアナウンサーさんも、「逃げる山形!追いかける滋賀!」なんて盛り上げてくださり、まるで競馬中継を見ているかの如く興奮し、ドキドキしながらゴール前の攻防を見守っていました。
滋賀のルーキー、湧川選手の髪の毛のボリュームに負けないくらい、レイクスブースターの声のボリュームも上がり、滋賀ダイハツアリーナは大歓声、大盛り上がり。
ダビーゴメスHCなんて、興奮して、目の前でレイクスの選手がカットしたボールなのに「マイボールだ!」なんて指を指してアピールして、いや、さすがにそれは山形ボールでしょと僕は冷静に見ていましたけども。ああいうことの繰り返しで審判からの信用を失っていくのだなと、頭を冷やす場面もありましたが、これがプレーオフです。嘘をついてでも勝たないと意味がないんだなと勉強になりました。()
結果はギリギリ滋賀が勝利を収めたのですが、この試合MVPに輝いた田原隆徳選手は、「古巣対戦だけど、そこに対する意識はないです!!」とキッパリ。それだけこのレイクスでのB1昇格に全力を注いでくださっているのだなと思い、嬉しかったのですが、山形ブースターさんの気持ちを考えると、少しは意識してあげてもいいんじゃないか…?と、逆に気を遣ってしまいました。
明日はもっと会場が盛り上がるでしょうね。本当に、プレーオフ、B1昇格に懸けるレイクスブースターの思いは強いです。
2階の最上段で見ているお客さんも「GO! GO! LAKES!!」と、全力でこぶしを突き上げて応援してくださっているシーンを見て、僕は思わず涙が込み上げてきました。感動しました。アリーナの一体感!滋賀一丸で応援している雰囲気!最高でした。
もう明日、本当に決めちゃいましょう!第3戦まで引き延ばして盛り上げなくてもいいです。レイクスは山形ブースターさんたちの気持ちも受け止めて、ファイナルで戦いますので、明日もうひとつ勝たせてください。お願いします。
レイクスはB2で天下を取りにいきます!
キーファーラベナ選手のご家族、お母さんも日本に来てくださっているそうです。明日は「母の日」ですから、最高のプレゼントをしたいですね。キーファーのためにも!✨
B2プレーオフ、もうひとつの山も盛り上がっていますよ。前田怜緒選手の戦う姿とか、杉本慶選手の戦う姿、滋賀にゆかりのある選手たちの悔しそうな表情をみてしまったのですが、ねぎバンバン!むちゃくちゃ熱かったですね。
本当に、プレーオフはレギュラーシーズンとはまったく違う戦いだなと感じます。ちょっと、予想は出来ないですね。何が起こるか分かりません。
レイクスはとにかく明日、山形の下克上を果たさせず、反撃に飲み込まれないためにも、必ず勝ちましょう!それしかありません!
それでは皆さん、また明日、いい準備をしてお会いしましょう。さようなら。