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玉川、瀬田工、滋賀レイクス!炎のシューター森山修斗

森山修斗選手、1996年4月13日生まれ、28歳。今年は気持ちを新たに、ベテランの域に一歩足を踏み入れた…という気持ちで、プレーでも人間性の面でも、精神的な柱として、レイクスでの役割を果たしたいと思っているようです。

気持ちを言葉にして、チームメイトやコーチに伝えるというのは、プレーと同じくらい大事なことですので、今年は一皮剥けた森山修斗選手の活躍に注目していきたいとおもいます。


今年のレイクスの変わったところ、、、昨年よりも進化したところ、、、のひとつが、ヘッドコーチが日本人の方であることだと思っています。名前に“滋賀県”の“滋”の文字が入っていることで有名な、前田健滋朗さんですね。
通称“ケニー”さんと言うそうです。

ヘッドコーチが日本人であることの利点は、選手にとっても、ファンにとっても、“コーチの言葉が直接理解できる”、、、ということです。
そのくらい、バスケットボールにおいて「言葉」や「コミュニケーション」の力は大きいです。

まず、前田ヘッドコーチの考えていること(ポジティブな要素やネガティブな要素)を、この2~3日のレイクスの動画(YouTube)を見ているだけでファンである僕たちにもすぐに伝わりましたし、近くで練習を見てもらっている選手であれば なおさらです。
そして、こちらの考えていること、チームの方針や、疑問に思ったことなども、自分の言葉で直接コーチに聞くことができます。ユーモアや冗談も交えて、細かいところまで、コミュニケーションをとることができます。
そして、そのコーチの話した事、考えていることが、試合に出る選手にも直結してきます。試合に出られる選手、出られない選手、その理由についても理解がしやすいはずです。日々の練習、コーチとの会話が、試合の結果に大きく影響してくるということです。

選手にとっては「やりがい」であり、「モチベーション」が大きく向上するでしょうし、充実したシーズンを過ごせるとおもいます。
レイクスの選手として、そしてプロ選手として、この1年の経験で大きく成長できると思います。


その中でも、今年大きく成長してほしいと思っている選手が、滋賀県出身、森山修斗選手です。

森山選手のキャリアは、滋賀で学生時代バスケットボールをしていたすべての選手にとっての夢のような、憧れのような、素晴らしいキャリアです。
案外、県外出身の人や、学生時代にバスケットボールをしていなかった人もレイクス関係者の中には多いですが、そういう人たちには分からない感覚だと思うんですけど、森山選手のキャリアは『THE SHIGA'S DREAM』です!

中学からバスケを始めて、
草津市の玉川中学校時代は、滋賀県で開催された「全国中学大会」に出場しています。いわゆる「全中」ってやつです。
その後、滋賀県の強豪、瀬田工業高校でエースとして活躍。190cmを越える、チームで一番背の高い選手が外からガンガン、フォワードとしてプレーする。当時はそういうプレーの出来る選手があまりいなかった、めちゃくちゃ貴重な存在だったと思います。
光泉高校(横江豊さんの出身校)が一強の時代、そこを破っての全国大会出場は歴史的な記録でした。

その時の森山選手の心境は、、、

「打倒、光泉」を掲げる瀬田工業を選んだ。理由は「強いチームを倒して全国に行く方が楽しいと思った」から。。。

だったそうです。

これこそが正に『瀬田工魂』!!
レイクスが目指すチームスタイルの象徴。
滋賀のバスケ界を熱くする、レイクス躍進の鍵になる気持ちだと思います。🔥

森山選手にはレイクスに『瀬田工魂』を注入してほしいです。
瀬田工といえば、涼しい顔して、かっこよく、スリーを決めるプレースタイル、、、ではありません。
とにかく走って、県内のどこの高校よりも走って、ディフェンスして、声だして、盛り上げて、明るくて、元気な、赤いユニフォームの似合う“RED WINGS”なのです。🦅🔥
レイクスのチームカラーはブルーだから森山選手もクールなシューターになろうとしているかも知れませんが、あなたの中には“赤い”瀬田工魂が流れているのです。『炎の男、森山修斗』なのです。🔥🔥🔥


レイクスの広報さん、今年はもっともっと森山選手を取り上げてください。
彼は滋賀のバスケ界の“夢の象徴”です。
Bリーグ、B1、という器にとらわれすぎず、滋賀のヒーローとしての森山修斗を、もっともっと磨いてあげてください。たくさん話す機会を与えてあげてください。失敗して、笑い者になっても構いません。瀬田工の選手たちにそんなことでヘコむ選手はいません。むしろ“おいしい”と思っています。森山選手のコテコテの瀬田工魂が見たいです。


今年のレイクス、、、
日本人ヘッドコーチ、前田健滋朗さんと、
地元滋賀県出身の泥臭いエリートプレイヤー、森山修斗選手について、思っていることを書かせていただきました。ありがとうございました。


それではまた!