滋賀レイクス『SMILE💙☺』
来シーズン、B1に再チャレンジするレイクスのスローガンは『SMILE』でいいのではないだろうか。試合に勝っても負けても『笑顔』でいれるチーム。ちょっと怖いくらいに『笑ってる』チーム。“人”として『最強』ではないだろうか。
ただ単に笑っているだけではない。チームとしての信念が、目標が、ベクトルが、『笑顔』に向いているということ。はなから「勝ち負け」に向いていないということ。
例えば、ホームゲームだとしたら、その1試合1試合にテーマが決められていて、そのテーマが達成できたらそれで目標は達成。みんなが笑顔で終わるとか。
できればそれは、集客に関わる方がいいだろう。何人以上集まれば達成とか、クラブの経営面にもいいかもしれない。
例えば選手のスタッツに関わることでもいい。観ていてワクワクするし、応援にも熱がこもる。
別にそれじゃなくても、観に来てくれたお客さんが笑顔になってくれることなら何だっていいのだ。
そういうテーマを考えるのって、試合の戦術を考えるよりも難しい。違う脳みそを使うし、誰でもできるものではない。スペシャルな能力を使う仕事だと思う。
B1の舞台でレイクスが1勝することって、めちゃめちゃ難しいことだと分かっている。
それは別にレイクスが弱くて勝てないのではなくて、他のチームが強すぎるからだ。B1のレベルは上がっている。レイクスは完全に乗り遅れている。だから、そちら(勝つこと)には意識を向けていない。
ならば、レギュラーシーズン60試合、どう乗り切ろう?どうやってお客様を満足させよう?怒っていたり、下を向いていたり、関心をなくしてしまったり、そういう人たちをどうやって笑顔にしよう?、、、
そこへのレイクスのアンサー(方針)はめちゃくちゃ興味深い。
ただただ苦しい思いをして、悔しい思いをして、我慢して、下を向いているだけの60試合はやめてほしい。
そんなの今まで何度も経験してきたじゃないか。それでももう一度B1で戦いたいと宣言したのだろう?勝つことにこだわるだけならB2にずっと居ればよかった。そうじゃないから「GET BACK」しようって決めたのだろう。
その行く末が、たくさんの主力選手の退団では寂しすぎる。レイクスの本質が疑われる。
またその場しのぎの経営で、ファンを馬鹿にしているとしか思えない。
とにかく笑顔になることが、レイクスにとっての『笑(勝)利』であることを約束してほしい。
来シーズンの滋賀レイクスに期待をしている。
ではまた!