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異文化を知ると心がラクになる

自由になるための一歩として、異文化を学ぶことがよいと別の記事で書きました。ここでは実体験をご紹介。

日本はなんでも「きちんと」しています。でも、フィリピンだけでなく、他の国でここまで「きちんと」している国はなかなかありません。日本の感覚ですべて行うとすることは、正直不可能と言えるでしょう。

フィリピンで僕が学んだのは、「何が起きても不思議ではない」ということ。これはポジティブ・ネガティブ両方の意味で、です。

フィリピンでの生活のおかげで、基本的に何か起きても慌てなくなりました。驚きはすれど、「まぁそういうこともあるよね」と受け流せるようになったのです。

この経験が生きたのはオーストラリアでの旅行のこと。
国内線に乗るためにカウンタ―で予約表を提示し、搭乗券を発行してもらいました。そのまま保安検査も通過しゲートに向かったのですが、どうも搭乗券と空港内のモニターに表示のゲート番号が違うのです。

そしてよく見ると、なんと別人の、別の行き先の搭乗券だったのです。。。。

急いでカウンターに戻り、事情を説明すると、とりあえず正しい搭乗券は受け取れたものの、預け荷物はすで別の行き先に飛んでしまっていました。。。

ここで僕が取った行動、それは「爆笑」でした。こんな事起こるんかー!とおもしろくなってしまい、笑うしかありませんでした。一応荷物は翌日には滞在先に届けてくれるということで、ひとまず手荷物のみで目的地へ向かいました。

とはいえ、「翌日には・・」というものの、届くわけもなく、届いたのは3日後。。。翌日日本へ帰るところだったので、ギリギリの到着でした。。。。

もちろん自分ひとりだったことや、日程に余裕があったことなど、余裕自体もありましたが、不思議と焦りや怒りなどは全くありませんでした。(そもそもここで怒ったところで何も解決はしませんし。)

でも日本でしか暮らしていなければ、このような心持ではなかったでしょう。

ちょっと特殊な事例ではありましたが、いろいろな価値観があることを知っているだけでも、精神的に楽になれることもたくさんあります。トラブルが起こりそうと思っていれば、あらかじめ備えることも可能です。

さぁ、みなさんはどう思いますか?

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