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モチーフや写真を見ずに でっちあげで描いたら いつもよりリアルに描けた件
いつもは平面的な絵しか描けないお絵かき族の者です。
デジタルスケッチの技法書で練習して、
Photoshopなら結構リアルに描けるようになったので、
アナログ技法でもいけるんちゃうん・・と思い描いてみました。
いつもはこんな感じ
これはピンクのサザンカを目の前に置いて、
観察しながら描いた水彩画です。
背景のクリスマスローズはスケッチや写真を見ながら描いたやつ。
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水彩画は難しい!
翻訳本の「絵画技法完全ガイド」にも
透明水彩が一番難しいと書いてあった。
手軽だから初心者が最初に使う画材ですやん。
こんなところにもお絵かき族を挫折させる罠が!
モノを立体的に描くための理屈
「デジタルスケッチ入門」という
デジタルで描く技法書を、
アナログ絵に応用しました。
透明水彩は重ねると下の色が見え、
デジタルで言えば乗算レイヤーです。
影を描くことは出来ますが、
光を描くオーバーレイや、
ハイライトを描くスクリーンのレイヤーは描けません。
なのでアクリル絵の具で描いていきます。
立体的に見せるのに必要なのは光と影です。
光と影の色を作ります。
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寒色光とハイライトが入れ替わっています
光は下の色より明るくする必要があるので、
不透明の白い絵の具を入れました。
(チタンホワイト)
影は下の色が見えたほうが良いので
透明色です。
ジェルメディウムも入れて透明感を強調。
ハイライトは最も明るくするために
白ジェッソを混ぜました。
照明の暖色光と
窓から入る自然光の寒色を想定しています。
暖色光の影は寒色(青)
(使う時は茶色と青い影色を重ねる)
寒色光の影は暖色(茶色)です。
光源の位置を決めて
光と影を描きました。
ざっくり言うとこんな感じ。
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強い光には濃い影。
窓の光は全体を薄く照らし
照明は部分に強い光を当てる
これを意識しつつ
存在しないものを描いていきました。
ヘボいスケッチで試してみる
本当に理屈どおりに描けばうまくいくのかなー。
ビビリなので失敗しても精神的ダメージの少ない、
ヘボいスケッチで試してみました。
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サボテンのつもり
おや
これはいけるのではないか?
いつもより立体的に見える。
本気でやってみよう
向いていない時は
最初から楽しくないし上手くいかない。
今回は楽しいし上手く行ったので、
コツを掴むまでやってみようと思いました。
次はちゃんと下絵を描くよ。
コピー用紙にスケッチブックを参考にしながら、
でっち上げでブツを描きました。
窓ガラスに貼り付けて、
水彩紙に軽く書き写していきます。
・・トレース台持ってないから・・
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あまり参考にしなかったので
次回からはやめた
シャープペンシルで下絵を見ながら清書して
絵の具で影を軽く入れました。
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影を描き足して、
色を入れていきます。
どんどん描いたら完成!
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気負いがあったので、
1枚目より時間がかかって、
迷いが多かった。
いつになったら力まず描けるようになるのかなあ。
3枚目の下絵を描く時は、
資料を見て・・別のものに変形させたけど・・描きました。
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そこにキノコとか足した
6枚描いてこれが一番好き。
一番早く描けた。
緊張せずに描けた。
と、喜んでいたら次からまた緊張。
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最初から好みの見た目になっていったので、
怖くなってこれ以上筆を入れられなくなった。
もう少しコントラストを付けたほうが良いのに。
描けば描くほど上手くなるというわけでもない
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スケッチが適当すぎて、
だんだん辛くなった。
この絵と次の絵は色が気に入らなかったので後日加筆。
(色の調和に関していいネタをもらったので、それについて後日別の記事書きます)
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ここまでで6枚。
まだビクビクしながら描いているので、
良いところを伸ばしつつ、
ダメなところを修正して、
洗練させていければなと思っています。
こないだまでやってたコラージュどうしたんだよ・・
それもネタがあるので次回のお楽しみに。
ジタバタしながら
楽しもうお絵かき!