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メモ:そのひとは何に困っているのか
限界ギリギリの老老介護、認知症独居の高齢者などなど「これは大変そうだな」「改善の余地が大きくあるな」と一見思いがちだけれど、
「わたしたちが常識と思っている世界のメガネで状況を見て判断してはいけません。本人たちが本当に困っていると感じている部分「だけ」をかき分けて探し出さなければ。
それがどんなに悲惨な状況に見えても、本人たちがそれを維持することを希望している場合もたくさんあります。幸せや満足の状態は人それぞれです」
夫の勤めるクリニックで新しく「暮らしの保健室」を立ち上げるにあたり、「暮らしの保健室」生みの親の秋山正子さんから言われたことだ。
夫は今、毎日の診療でも、この言葉を胸に刻んでいると言った。
今月オープニングイベントが終わり、いよいよ来月から月イチで「暮らしの保健室」をスタートする。医師2名。その他ボランティア希望の医療関係や一般の方々と一緒に。
たぶんわたしが一番ズブズブの素人なので、自分のやれることを探しながら今まで開けなかった分野の扉を恐る恐る開けていきたい。