「悩み」と捉えず「内省」と捉える
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
私はケアマネジャー(以下:ケアマネ)としても、人間としても毎日何かしらに「悩んで」います。
利用者の支援について、サービス事業所との関係性、活動地域での在り方等々仕事における悩みもあれば、自分の生き方に対する悩みもある。
私はストレングスファインダーの結果でも「内省」が強いタイプなのですが、元々「悩み」やすい性格でそんな自分が好きではありませんでした。
「悩んでも解決しないことを何故悩んでしまうんだろう」「もっと気楽に生きてみたい」
でも最近「悩む」ことに対して、マイナスに捉えなくなっている自分がいることに気づきました。
「悩み」をツライこととして捉えず「内省している」として捉えると気持ちが楽になります。
そもそも「悩み」とは「精神的苦痛・負担と感じること」です。
では「内省」とは?「自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省みること」です。
「悩み」を苦痛として捉えるとただ苦しいだけになりますが、「内省」として捉えると「自分と向き合う時間」になり、前向きな一歩に至る前哨戦に変わります。
ここで重要なことは「内省」はあくまで「自分との対話」であり、その対話はすべて自己完結であるということ。
要するに「自分の中の世界観だから客観的な要素が足りない」と言えます。
「悩み」と「内省」の大きな違いは「自分の中の世界観」に気づけるか否かだと私は思います。
「悩み」をマイナスに捉える人(以前の私)は「自分の中の世界観=正解」と思い込んでいるので、いつの間にか「事実」を捻じ曲げて捉えたり「事実」を事実として理解出来ずに考えが捻じれていったりもしました。
「悩み」はこの「自分の中の世界観」と「事実」とが分別できないことで苦痛や精神的負担に変わるのだと思います。
一方「内省」は自分との対話の中で「自分の中の世界観」で物事を見ているだけなのか、客観的に見ても同じ答えに辿り着くのかを理解しながら「考える」ことだと思います。
「主観」と「俯瞰」を区別し「正解」を出すことではなく、自分の頭の整理に利用する。
とは言え落ち込んでいたり、思うように物事が進まなかったりした時には「悩み」になってしまうこともあります。
そんな時こそ自分が悩んでいるということに「気づいて」、その悩みが「自分の世界観」だけに捉われていないかを「俯瞰」して「内省している」に変えることが大切なのだと思います。
そう考えると「悩みやすい性格」というのは成長する可能性が高いとも言えますし、決して悲観するようなことでも自分を否定することでもないと思えるようになってきました。
そう!悩みやすい人は成長しやすい人なのだと思います(笑)
無理にポジティブになる必要はありませんが、考え方次第で自然とポジティブになってくる気がします。
色々なことに「悩む」現代だからこそ、悩みを「内省」と捉えて成長痛くらいに考えた方が気楽になるかもしれません。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。