リハビリする前にまずは「栄養」つけよう!
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「栄養」について書いてみます。
私はケアマネジャーですが、リハビリ専門職の方と良く話をします。
これもリハ専門職の方と話をして知った知識です。
利用者や家族は身体が衰えてくると「リハビリをしなきゃ」という意識になる方が多いのではないでしょうか。
ところが、リハビリをするより以前にもっと重要なことがあります。
それが「栄養」です。
今回の記事は
・親や家族の身体の衰えが気になる方
・リハビリしてもあまり効果が出ていない気がする方
・新人ケアマネ
に参考になるように書いていきます。
栄養足りてる?
エネルギー源がなければ車も飛行機も動きません。車ならガソリン、飛行機ならケロシンがエネルギー。
それは人も同じで食事がしっかり取れていなければ動けません。
身体が衰えた=筋力低下ではなく、身体が衰えた=栄養不足→筋力低下
である可能性も大いにいあります。
それなので、もし両親や家族の身体の衰えが気になりだしたら食事量や内容に意識を向けてみて頂けると良いと思います。
血液検査をした際には「アルブミン」という数値を見てみてください。
この数値が3.8以下であれば要注意。2点台であればリハビリをしてもほぼ筋肉に変わる栄養がないと判断しても良いそうです。
※この辺りのお話はドクターや医療従事者の方にご意見聞いてみてください。
私も利用者から血液検査のデータなどを見せて頂いた時にはアルブミン値は注意して見るようにしています。そして3.8以下であれば食事量なども確認するようにしています。
食べられない時はどうするの?
何かしらの理由で食事量が減ってしまっている場合、まずは医師に相談しましょう。それが大前提ですが、医師からも食べられるものは何でも食べて良いと言われているのに食べられない…。そんな時は何故食べられないのか考えます。
・歯は大丈夫?
・飲み込みは?
・便秘になっていない?
高齢者が食べられない理由は色々とあります。一つ一つ原因を探っていって食べられない理由を探します。それでも異常はなくて、何とか栄養をつけるのならば。
高カロリー輸液や高カロリーゼリーなど「高カロリー」と名の付く飲み物や食べ物を少しずつでも食べてみる。徐々に体力回復に役立つかもしれません。
「エンシュアリキッド」や「ラコール」であれば主治医に相談して処方して頂く事も出来ます。
市販であれば「メイバランス」などは近隣のドラッグストアなどでも手に入ります。
まとめ
体力や機能が落ちた時にはどうしても「筋力低下」を疑いたくなります。でも意外と栄養が足りずに体力が落ちて、結果筋力低下に繋がっているなんてパターンも少なくありません。
高齢者の状態を多角的にみて、長く元気にいられるようにサポートしていきたいですね。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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今日はこの辺で。
ではまた!!
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