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ドラマ「俺の家の話」を観て。
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
遅ればせながら先日話題の「俺の家の話」第一話を観ました。
まず、私はIWGP(池袋ウエストゲートパーク)からずっと長瀬智也さんのファンであのワイルドさと男気溢れる人柄が最高に大好きです。
生まれ変わるなら長瀬智也になりたいとひそかに思っています。
同じく今回「俺の家の話」の脚本を書かれた宮藤官九郎さんもIWGPや木更津キャッツアイ、タイガー&ドラゴンなど個人的に大好きなドラマを多く脚本されているお方。
ましてや長瀬智也さんはこのドラマを最後に表舞台を引退されるとも聞いており、最後に再びIWGPの最強タッグのドラマが観られることに胸躍っていました。
そんな長瀬・工藤タッグのファンである私が、今回の「俺の家の話」を観て感じた素直な気持ちを書いてみようと思います。
ドラマとしてはやはり面白い
さすが長瀬智也さんに宮藤官九郎さん。
長瀬さんはプロレスラーを演じるにあたり、しっかり身体を作られている印象ですし、独特の間を見せる演技に要所要所に笑いが出ます。
「なんでそこがそんなに気になるの??(笑)」というセリフや演技が長瀬さんのドラマには多くて大好きです。
ついツッコみたくなるドラマ展開は長瀬さん・工藤さんのタッグだからこそだと思い楽しく観れます。
介護に関してはもう少し勉強してほしい
これはドラマとしては仕方ないのかな…。と思う反面、もう少しリアルを求めて欲しかったと思うところです。
正直介護のプロからすれば別の意味でツッコみどころが満載だったと思います。
私はケアマネジャーですが、初めてお会いした高齢者に向かって耳元で大きな声で「おじいちゃん!!」とは言いません。
「それはドラマだから!」と逆ツッコみを入れられるかもしれませんが、やはり介護を仕事としている人間からすると冗談でもああいうイメージはつけて欲しくない。
お風呂場のシーンでも、高齢者を裸にしたまま扉も閉めずに入浴介助はしません。入浴は最も事故の多い介助です。ましてやこんな冬の時期にあんな入浴の仕方をすればヒートショックを起こしかねない。
他にも、デイケアを利用して寿三郎(西田敏行)とさくら(戸田恵梨香)は出会った設定にも関わらず介護保険の申請はその後なの?とか。
常時車イスで認定調査の際には軽度認知症(そもそもあのような長谷川式の質問⦅思いつく野菜を言う⦆を認定調査では行いませんが…)の症状が見られていたり、生活のあらゆる場面で一部介助なのに「要介護1」なの?とか。
気になる点は多々ありました。
それでも今後に期待したい
「介護」という視点だけで観ると、我々介護を仕事にしている人からすると正直「介護を軽く見られているのかな?」と思う点もありました。
ただ、こうして一流の俳優たちが演じるゴールデンタイムのドラマに
「介護」が取り上げられるようになったことは嬉しい限りだと思います。
それだけ介護が注目されるようになってきた証拠ではないでしょうか。
そして、ドラマを観て介護についてもっと知りたいと思う方が増えたら嬉しいですし、そんな方に言いたい事は「我々プロはもっと細かく高齢者の事を考えてますよ」ということです。
まとめ
第一話しか観てないのに随分偉そうなことを言ってしまいました。
ただ、回が続くにつれてもっとドラマが注目されて多くの方に「介護」が興味を持たれると嬉しいと思います。
興味を持たれれば、そこから知識を正していくのは我々プロの仕事。
「俺の家の話」は介護を楽しく評論しながらも純粋に「ドラマ」として楽しんで多くの人が「介護」に興味を持ってくれたらいいなと思います。
今日はこの辺で。
ではまた!!
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![カイゾウ@現役在宅ケアマネ15年×コーチング1年❗](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41962331/profile_d692625067c347dd1f56f6721b1bec1c.png?width=600&crop=1:1,smart)