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生活支援コーディネーターって知ってる?
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「生活支援コーディネーター」について書いていきます。
私の勤める事業所では月1回テーマに沿って職員が講師となって勉強会をする場も作っています。色々と勉強会の場を設けている真面目な男です(笑)
今月のテーマは「社会資源」。
その社会資源のテーマから生活支援コーディネーターについての知識を得たのでシェアします。
この記事は
・(新人)ケアマネさん
・家族介護者さん
の参考になるように書いていきます。
そもそも社会資源とは?
ケアマネジャー (以下:ケアマネ)や福祉・介護関係のお仕事をされている方はわかると思いますが簡単に説明します。
社会資源は日々の生活において利用可能な「全てのもの」と考えられます。大きくは「人的資源」と「物的資源」に分かれます。
人的資源とは、利用者や家族も含まれますし我々介護や医療などの専門職、親族や友人などになります。
物的資源とは、スーパーマーケットや商店街のお店、ガス・水道などのインフラから自家用車や公共交通機関などが含まれます。
「資源」という言い方をすると何やら良いイメージを持たれない方もいるかもしれませんが、生活に欠かすことの出来ない「すべてのもの」と捉えて頂ければ。
フォーマルとインフォーマルって?
ちょっと良くわからない横文字が出てきて読むのを止めようとしているそこのあなた!!
簡単に説明するのでもう少しだけついてきてください(笑)
我々ケアマネはこのフォーマル(サービス)とインフォーマル(サービス)を組み合わせてケアプランを作成します。
【フォーマル=公的、インフォーマル=私的】と捉えてください。
フォーマルサービスとは介護保険サービスや障害福祉サービスなどの公的なものです。利用するには手順に沿った手続きが求められます。
インフォーマルサービスはそれとは異なり、地域住民によるサークル活動や社会福祉協議会の取りまとめるボランティアなど柔軟性や自由度の高いサービスとなります。
生活支援コーディネーターって?
各市町村によって窓口が異なることもあると思いますが、私の地域では市役所(高齢者福祉課)や社会福祉協議会が担っています。
生活支援コーディネーターは「高齢者の生活支援・介護予防の基盤整備を推進していくことを目的とし、地域において、生活支援および介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能を果たす者」と厚労省が定めています。
生活支援コーディネーターになる為には特に保有資格に要件は求められていないようです。個人的には社会福祉士としての知識や理解が必要なように感じます。
正直私はこれまで何となくしか存在を把握しておらず、連携を取ったことはありません。
ただ、事業所内の勉強会を通して、地域の社会資源を把握して支援に関するニーズとそのマッチング機能を果たす役割だと捉えました。
私がケアマネとして感じることは、介護保険サービスだけではこれからの高齢社会は到底支えきれません。
生活支援コーディネーターだけではなく、様々な役割を持つ様々な方達と繋がり、支援について考えることがこれからの社会福祉を支えることに繋がると思います。
まとめ
生活支援コーディネーターは介護保険などの公的サービスだけでは支援の及ばない「支援の隙間」へのアプローチが求められる役割になると思います。
私自身ケアマネとして、今後地域の生活支援コーディネーターに率先して交流を図って様々な情報を仕入れていきたいと思います。
コロナ禍でなかなか顔を合わせて連携を図ることが出来ない状況ですが、本来であれば顔が見えるシームレスな関係性が一番強力であることを再認識している今日この頃です。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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今日はこの辺で。
ではまた!!
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