ロングショートステイって何?
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「ロングショートステイ」について書いていきます。
「ロング?ショート?何それ??」と思われた方もいると思います(笑)呼び方は地域などによって異なるかもしれませんが、要するにショートステイを1カ月以上続けて利用する時に私はこう読んでいます。
ロングショートステイを説明する前に「ショートステイ」について簡単に説明しますね。
ショートステイは読んで字のごとく「短い期間施設にお泊りして介護を受ける」サービスです。
特養(特別養護老人ホーム) や老健(老人保健施設)、ショートステイ専門の施設など地域に結構な数あると思います。ぜひ興味のある方はご自分の住んでいる地域にどの程度ショートステイが利用できる施設があるか探してみてください。
施設を探すにはWAM NETがおススメです。リンクも添付しておきますので、ご自分の都道府県を選び「介護事業所を検索する→目的や場所に合わせて介護事業所を探す→施設等に短期間宿泊して介護してもらう」と進んでいくと見つかります。
この記事は
・家族介護者さん
・ケアマネさん
・ショートステイについて知りたい方
の参考になるように書いていきます。
ショートステイを利用する際に
先ほども書いたように、ショートステイが出来る施設はいくつかあります。ショートステイは正確には「短期入所生活介護」と「短期入所療養介護」の2つに分かれます。
何が違うかというと「短期入所生活介護」は特養やショートステイ専門の施設に予め予約を取ってお泊りが出来るサービス。「短期入所療養介護」は老健に泊まることでリハビリを受けながらショートステイが出来ます。
特養は比較的ショートステイ専用に居室を設けているところも多いですが、老健はショートステイ専用として居室を設けているところが少ないという印象です。
その為、予め予約をしてお泊りをするには「短期入所生活介護」が向いているように感じます。
定期的にショートステイを利用するのであれば、数カ月前から予約を取りやすい特養やショートステイ専門の施設を選択するのが無難かもしれません。
ロングショートステイを利用する理由は?
ショートステイを30日以上利用するということはそれ相応の理由がある方がほとんどです。
・介護者が入院してしまった
・自宅環境を整える必要が出来た
・施設入所するまでの間に行くところがない
などの様々な理由があります。
今回はこの中でも「施設入所するまでの間」を取り上げてお話したいと思います。
自宅での介護が限界に達して施設を検討することになってもすぐに入所に繋げることはなかなか難しいです。
その為、施設が決まるまでの間ショートステイを利用される方も多いです。
ロングショートステイを利用するにあたっての注意点とその注意点を解決する方法をお伝えします。
まずは注意点
①31日目の利用は毎回必ず自費になる
②ショートステイを利用できる期間は介護認定期間の半分まで
①は制度上避けては通れないので、毎月1日自費が発生すると認識して頂くか2日以上自宅へご帰宅頂くかしか方法がありません。ただ、自宅へ帰れないからこそロングショートステイを利用されると思うので1日分は自費になると覚えておいて頂いた方が間違いないと思います。
②は例えば認定期間が1年間で下りていたと仮定します。その場合ショートステイを利用できるのは6カ月間になります。
超えてしまう場合はお住いの市町村へケアマネから届け出を行う必要があるのでケアマネさんは忘れずに対応しましょう。
この届け出は提出したらOKというものでもありません。「なぜロングショートステイを利用しているのか?」明確な理由が必要です。
「施設入所を待っているから」だけではやや理由が弱いです。この場合「施設入所を待っていて、3カ所施設申し込みをしているが未だに入所に繋がっていない」という努力が見られた方が市町村も申請を受け入れてくれやすいと思います。
特別養護老人ホーム入所の練習?
ここ2~3年程はそれ以前に比べて少し特養の入所も容易になってきている印象を受けます。
その為、どうしても特養の入所に縛らざるを得ない方(金銭的なども問題で)は相談次第で特養入所を早期に対応できることもしばしば。
その場合、特養側から「練習の為のショートステイ」の申し出を受ける事もあります。
要するに、ショートステイを利用して問題なく生活できるようであればそのままタイミングを見て入所へ切り替えるというものです。
認知症の方などは施設に入所後も落ち着いて生活できそうか否かをショートステイ利用中に確認しようというのが施設側の考えだと思います。
特養への入所をスムーズに行いたい場合はショートステイ利用を受け入れて練習して見るのもアリだと思います。
まとめ
ショートステイの利用理由は色々とありますが、一番多いのが「介護者の負担軽減」の為の利用だと思います。
今回書いたロングショートステイはその最終形態的な利用の仕方。覚えておいて頂いて損はないと思います。
地域によってルールが異なることもあると思いますので、家族介護者さんは担当ケアマネに聞いてみてくださいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうござました。
この記事を読んで「良かったよ」という方は是非「良いね💓」お願いします。また、良かったらフォローもお願いします。励みになります。
今日はこの辺で。
ではまた!!
いいなと思ったら応援しよう!
