「預り金」って知ってますか?
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は前回に引き続き「介護のお金関係」について書いていきたいと思います。
前回は「介護に掛かるお金事情」について書きましたが、今回はもし親から「いずれこのお金で私たちを介護して」とお金を渡された場合どうしたら良いかをお伝えします。
親のお金から、親に掛かった介護費や医療費を支払うとして、親が意思を自分で伝えられる状態であれば代わりに銀行でキャッシュカードを使って引き出したり、委任状を書いてもらい対応する事も出来ます。
ただ、親が意思疎通が取れない状態であったり、認知症状が進んでしまった状態であれば話は変わってきます。そんな時に役立つ知識です。
私も最近知ったことなので、自分の復習の為にアウトプットします。
この記事は
・介護について親と話をしたい
・親からお金を貰ったらどうしたら良いか知りたい
・預かったお金は最終的にどうなるのか知りたい
という方に参考になると思います。
預り金という手段
親から介護のお金と称して結構な金額(ここでは1000万円とします)を定期預金などで預かった場合、「親名義」の通帳から現金化するのは難しいです。
だからと言って、自らの口座に親の口座からお金を移した場合、1000万円だと「贈与税」がかかる可能性があります。
ではどうするか?
「預り金」という方法があるそうです!
子の口座を新規に作成→親の定期預金を解約→子の口座へ金額投入→親と「預り金」としての覚書を交わす。
こうすることで、親の介護に掛かるお金の出し入れを自由に行うことが出来ます。
預かり金の注意点
自分の口座に入ったお金だからといって、使って良いのはあくまで親の介護の為です。好き勝手使って良いお金ではありません。
ということは、何にお金を使ったのか証拠を残しておく必要があります。
親の介護に使ったという証拠=介護サービス等の明細・領収証など
証拠を残しておくことで、兄弟間でのトラブルなども未然に防ぐことが出来ます。
預り金を残して親が亡くなった場合は、そのまま「相続財産」に変わります。
まとめ
親から「介護に使って」と渡されたお金は「預かり金」として持っておくのも手段の一つだよという話を書きました。
その他にも、親を介護する上で「成年後見制度」なども重要な知識になると思います。それはまた機会があれば。
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今日はこの辺で。
ではまた!!