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【ケアマネ】担当件数が減ってきたことにどう向き合うか

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

早いもので8月になりました。

今年は担当させて頂いている利用者の終了になる人数がすでに例年の比ではありません。7月末までで昨年1年間の終了者数を超えています。

これまで14年のケアマネ経験の中でも今年の利用者の終了人数は過去経験のない勢い…。

このような状況になると私は「何を試されているのだろう?」と考えます。普段と違うことが起こっているというのは、自分の行いを省みる必要があると思っているので。

そこでふと今までの自分を振り返ってみました。

昨年までは安定して40件前後の要介護者を担当させて頂いていたので、正直新規もそれほど対応する機会がありませんでした。

もちろん事業所としては私が新規対応をしても問題なかったのですが、私はあえて40件前後で件数を抑えていた節があります。

それはお給料的にも自分の仕事的にも余裕だったから。無理して件数を増やす必要はないという自己判断で新規を対応してきませんでした。

(もちろんその分は管理者や他のケアマネが引き受けてくれたのですが)

余裕を持って仕事をすることも間違いではありません。でも余裕が慢心を生んでいなかったかと言われれば「そんなことはない」とも言い切れません。

どこか「40件受け持っている」という慢心で「自分の担当利用者が一気に少なくなってしまうかも」という考えに至っていなかったと思います。

結果、もしかしたら防げた終了を見落としていたかもしれない、慢心が利用者への怠慢に繋がっていたかもしれないという反省に至っています。

14年という経験の中で今年ほど利用者の終了が度重なったことはありません。

ここに来てそのような経験をしているということは無視して良い出来事だと思えない。

だからこそ今一度気持ちを引き締めて利用者に接することを意識するようになりました。

新規もガンガン受けています。

ところがこれまた流れが悪いのか、アセスメント直後に入院になってしまったり、引っ越して来る予定で調整を進めていた利用者の引っ越しが無くなったり、逆に引っ越していったり…。

報酬に繋がらない仕事も続いています。

流れが悪い時。「大人しくするか」「とにかく足掻くか」の2択だと私は思っています。

そして、今私が再び40件という担当件数に戻しさらに超える為には「とにかく足掻く」しかないと思います。

もちろん40件という件数はあくまで仕事として私自身が十分な報酬を得る為の目安であってそれが全てではありません。

利用者に対して今一度「私自身が何を提供できるのか?」を見つめ直す機会だとも思っています。

「40件担当していれば良い」ではなく「40件担当するということの意味」を考えながら担当件数を増やしていきたいと思います。

担当件数を増やす為には利用者に真摯に接するだけではなく、地域ともサービス事業所とも丁寧なコミュニケーションが必要になります。

自分の内面とも向き合い、冷静に丁寧に焦らず大らかでいられるように1日を大切に過ごしていきます。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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カイゾウ@現役在宅ケアマネ14年目
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