受信しない人
自分語り
会話泥棒
マウンティング
共通するのは一方通行。
発信好き。
自分愛の強さというか。
聞いて聞いて!
私を知って知って!
なのだろうな。
先日、初めてお会いした人との会話中
「私って下着にもアイロンかける人じゃないですか〜」(え、え〜どこに話を持ってくつもり〜)
知らんがな。
びっくりした。
初対面ゆえ、距離を縮めるため、ご自身にまつわる情報を惜しみなく与えてくださったにせよ、である。
そういう類の人たちはまず他人の話をあまり聞いていないし、真面目に聞いていない。
特別興味のあることだけに反応する。
自分が話している時、目の前の人たちがどんな表情をしているか、渋い顔をしているか、眉間に皺を寄せているか、目をパチクリしているか、おくちポカンしているか……も気にしていない。
一瞬のうちに今流れている話の本流から分流させて、奪ったバトン(正確に言うと誰も彼女にバトンを渡してはいないが、いきなりゼッケンを付けて走者になった)を自分の下着にアイロンをかける話に持ち替え走り出したその人を注意深く見ていると、他人が話しているターンでは相槌さえ打っていない。
基本的に他人(の話)に興味がなく、他人が話している間、次に自分が話したいことで頭がいっぱいなのだろう。
他人の話をまずはしっかり受信してあげて、掘り下げたり拡げたり、する気はない。
それを見ながら、カラオケで他人が歌っている間、タッチパネル?電子目次録?(昔はペーパーの分厚い電話帳みたいだった→時代)に目を落としたまま他人の歌を全く聴いていない人みたい、と思った(笑)
せめて聴(聞)いてるフリしなさいよ。
発信力はもちろん大事。
でもその発信はここぞという肝心かなめな場面であまり発揮されないのに、どうでもいいところでやたらと無駄に多用する人をしばしば目にする。
他人の話をしっかり受信することができて初めて本来あるべき発信ができるんじゃないかなあ。