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あったけーよ、な1日 day12

今日はとにかく暖かくて、温かい日だった。

日中は日差しをもろに浴びて秋を忘れる気候。
こんな日は、洗濯物もよく乾く。(毎日乾燥機生活)

400円で温泉とサウナを堪能できる町の銭湯がある。
4日前に行ったぶりだったが、
ここがたまんなく良かったからまた来た。

106年続く長寿の温泉。
というのも、銭湯で出会ったおじいちゃんが教えてくれた。

実は、このおじいちゃん、前来た時も会った。
今回の挨拶は片手をあげ、
「じいちゃん久しぶり」と。
じいちゃんも覚えてくれて、よっ!元気か!と。

湯に浸かりながら話す。
農家の共通の知り合いの話や、
八幡浜の昔の話を楽しそうにしてくれた。

「おじいちゃん、毎日ここに来よん?」
「ん、わしか、ここに住んどるんよ。番台はうちの女房よ」

まじか。何この展開。面白い。
そりゃ、毎日おるわけだ。
「わしも400円払って入っとるんやで。なんてな。ガハハ。」
笑うと歯がないからこっちまで笑顔になる。

ほんで、番台のおばあちゃんがめちゃくちゃいい人で、
そんなおばあちゃんに会いに来たまである。
まぁ覚えられてなかったけどね。

まさかの、4日前に出会った知らないおじさんは
優しいおばあちゃんと夫婦だったと。

心温まる瞬間だった。

このおじいちゃん、
サウナに入ってる僕に、
扉を開けてしっかり温まりな。
と一言を残して冷気を入れてくれる最高に愛しいおじいちゃんだった。

おばあちゃんと、
温かい湯とサウナ、
そして1回100円のガチャガチャ。

これが楽しみだったが、
おばあちゃんと話すことから、
老夫婦に会って世間話をすることとアップデートされた。

地元の人は必ず挨拶してくれる。
これぞ田舎の銭湯って感じ。

土地の暖かさと人の温かさに触れ、
これがありふれた日常に幸せを感じ
また明日も頑張ろう、という活力をいただく。

またくるねの約束は近いうちに。

今日もいい日だった。

おしまい。

なんたろーに。



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