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リバネスの出版機能

3ヶ月に一度、忙しさのピークを迎えるリバネス

リバネスでは3ヶ月に1度、3の倍数の月に冊子を発刊しています。
しかも、計6種類。
『someone』、『incu・be』、『教育応援』、『人材応援』、『研究応援』、『創業応援』

あ、そもそも、リバネスが冊子を発刊していることをしらないアナタ。
ぜひ、webページより御覧ください。
創業応援以外は無料でダウンロードできます!
(創業応援欲しい人は連絡ください)
①『someone
②『incu・be
③『教育応援
④『人材応援
⑤『研究応援
⑥『創業応援

結構多い。いや、出版業としては少ないですが、出版業が主たる事業ではないので、、苦笑

ちなみに、それぞれ30~50ページくらいのボリュームで、70人にも満たない社員でこれを仕上げるのは正直大変です。しかも、記事を書きたいと入社する人は少なく(主たる事業ではないので当然なのですが)、当然ライティングが苦手な人もいます。かくいう私も好きでも得意でもないですし、息を吸うようには書けません。

でも、書くんです。しかも、紙媒体が少なくなってきている今でも、3ヶ月に一度全部で15万部くらい印刷しています。取材先選定から取材、記事制作、クライアントチェック、校正など、相当工数を使っています。結果、校了時期になると一日の多くの時間、冊子制作に捧げます。昔、といってもコロナ前までですが、終電で帰り、徹夜で制作することがほとんどだったとかそうではなかったとか。。笑

つまり、ヒトとカネの大量投入です。
こうして、3ヶ月に一度産みの苦しみと全社をあげて向き合っています。

しかし、それを雑誌として売っていないという斬新なスタイル。配っているんです。

普通に聞くと、少しおかしいと思われるかもしれません。

でも、やめません。

なぜなのか。

それはリバネスの業そのものだから。

知識製造としてのアウトプット

リバネスの仕事は新しい「知」を生み出す知識製造業です。世界にまだない業だと自負しています。でも、なにも難しいことはやっていない。様々なことの壮大なる社会実装の研究です。すべてが新規事業となります。情報ではなく、情報にベクトルをもたせた「知」。これを生み出しつづけられるのがリバネスの価値であり、リバネスのすべてと言っても良いかもしれません。

この知識製造とライティングが密接に関わっているからこそ、我々はどんなにしんどくても3ヶ月に一度の発刊を迎えます。では、どんな関わりなのか、少しまとめてみました。

1. 知を生み出すための情報をインプットする機会が取材にある
2. いくつかの取材を組み合わせた「特集」を作り上げることで1つの新しい知を作り出せる
3. 1つの冊子を通してリバネスの一面を発信できる
4. 若手のサイエンスブリッジコミュニケーションのトレーニングの場である
5. 社内の情報の蓄積プロセスとなる

つまり、知識製造を行うサイエンスブリッジリーダーになるために必要なプロセスが凝縮されていると理解しています。自分の成長の場なのです。

取材を通して新しい仮説が生まれることもありました。取材前の準備から執筆までにインタビュイーと向き合う中で多くのことを考え、わずか1000~2000文字程度の文章としてアウトプットする。このプロセスが知識製造の1つの形なのです。

好きではないけど、楽しい。だからこそやめられませんね!

海浦の2021年の知識製造

社内では年に一度の全社研修が終了しました。期始めの5月の頭に2日間集中型の研修があるのがリバネスのユニークなところ。新入社員だけではなく、先輩社員も全員参加。毎回自分の仕事との向き合い方について振り返りながら参加するのですが、去年気づけなかったことに気づく絶好の機会です。自分がこの一年、いかに頑張ったのか、、、怠けていたのか、先輩の言いなりになっていたのか、個人のパッションが薄かったのか、と反省ばかりなのですが。。

でも、この気付きができたことこそ価値であり、決して後ろ向きではありません。この一年の目標を明確に定め、進もうとなりましたし。

では、どんなことを知識製造を仕掛けるのか。その前に昨年どんな知識製造をしたのか。
みたなことを言語化しておきたいなと思うわけです。

まず、昨年。
「教育」という軸だけではなく、「創業」という新たな柱をつくると決意した年でした。
結果、創業という文脈では、勉強の要素がすごく多かったです。ただし、ベンチャーと学校をつなげる先に、新しいことができそうな予感があります。まだ、言えないやつですが、仕込み中です。他にも環境課題を解決していけるようなテクノロジー「エコテック」に関しては、旗印として立てたいと強く思うようになりました。

一方、10年間の蓄えがある「教育」では、新たなチャレンジをしました。それがラーニングクリエイターというもの。そして、先週まで教育応援でまとめていた教育人材についての特集。これらはひとつ、教員の質低下や教員不足という課題解決のために仕掛けていることです。ここから発展したものを1つ仕込んでいます。

では、今年は?

まず、仕込んでいるものを実現させる。実現させるよいうより、形あるものとしてアウトプットするが正しいかもしれません。でも、まだ世界にはない仕組みを、効果があると信じ、リーダーシップを発揮して行く所存です。

あとは、今経営というキーワードが私の中でHOT TOPICになっています。
ベンチャーの経営、学校の経営、と大きなものから、いちプロジェクトの経営まで多岐にわたるのですが、繋がりある部分がたくさんあると思います。もしかしたら、国そのものの経営などもスコープに入ってくるかもしれません。(そんなだいそれたことがすぐできるとも思っていないですし、何言ってもなかなか届かないだろうとも思っています)

学びながら実践して、その分野では新しい旗印の経営というものを創ってみたいなと思っています。具体的には、上記でも触れた学校経営。ここは大きな課題とともに確実に転換期を迎えています。そこに一歩でも踏み込んでいきます。

終わりに

今回は結構ダイナミックに話を展開してみたつもりです。もしかしたら、まとまりないように見えるかもしれない。とちょっと不安だったりします。

でも、根本にあるのは、リバネスが知識製造の会社であり、その実践を冊子だったり、日々の活動の中でやっていることを発信できたらなと思っています。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

実は書き途中の原稿は3つあったりします。
順次公開していくので、次回もお楽しみにしてくれたら幸いです。

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