【実施報告】<10/27>サイエンスアゴラ2024でワークショップを開催しました
2024年10月27日(日)に開催されたサイエンスアゴラ2024(主催:科学技術振興機構)において、ワークショップ「リケジョの未来は?!人らしく生きるためのテクノフューチャー」を実施しました。
当日は本学の佐々義子 客員教授がファシリテータを務め、会を進行しました。
各グループでのアイスブレイクの後、講師の美馬のゆり先生(公立はこだて未来大学 )より「発展し続けていくAI技術と、どのように付き合っていくべきか?」「AIにはできない、人間だからこそできること、やるべきことは何だろう?」というテーマについてお話をいただきました。
AIが発達する時代だからこそ、いろんな人の意見を取り入れる、いろんな人を交えて議論するといった「人らしい」思考や行動の重要性がより高まっている、という美馬先生のお話をもとに、参加者同士で意見交換や、疑問提起などを行いました。
参加者からも、下記のようなさまざまな感想や意見をいただきました。
AIが多様な回答を導くことができるようになるためには、さまざまな分野や業界に多様な人が集まって話し合うことが重要だと感じた。
AIに頼るのではなく、AIの出した回答を判断して生かしていくために、自分の知識をどんどんアップデートしていくことが大事。
AIがあるから考えなくていい、ではなく、AIがあるからこそどんどん考えて、議論することが重要になっていくと思う。
人間が考えることができれば、AIも期待できる技術になっていくと感じた。
最後には、それぞれが考える「自分にとってのテクノフューチャー」について、期待や不安をメッセージカードを用いて表現・共有しました。
美馬先生からも、RIKEJO的な考えがこれからますます重要になるというメッセージをいただきました。
サイエンスアゴラ2024 開催概要
https://scienceagora.jst.go.jp/2024/
主催:科学技術振興機構
会期:2024年 10月26日(土)・27日(日)
場所:テレコムセンタービル・日本科学未来館