【実施報告】令和6年度「神奈川県立高等学校PTA連合会横浜中地区協議会地区大会」にて、講演をおこないました
2024年10月19日(土)に開催された令和6年度「神奈川県立高等学校PTA連合会横浜中地区協議会地区大会」にて、「現代における子供とのコミュニケーションの方法や子育てのヒント」と題した講演をおこないました。
当日は、神奈川県内の県立高校に通学する保護者と教員ら合わせて、約200名の参加がありました。
講演は、小池あゆみ教授(工学部応用化学生物学科長)による、ご自身の専門とする「生化学」分野の説明からスタートしました。古代から現代までにおける「科学技術の進化」を軸に、「科学者とは、ロジカルシンキングをベースに、与えられた情報から真実を追う者である」といった研究者としての考え方を語られました。
さらに今回のテーマに合わせ、情報端末等の科学技術の進化がコミュニケーションのあり方に変化を与えており、それに起因する様々な危険が現代の子どもたちを取り巻いていることを、大学での教育・指導の中での気づきも交えながら紹介しました。また、著名な科学者の言葉やご自身の子育て経験を踏まえた「スマホを置いた対面での会話」という「子育てのヒント」についてもお話をいただきました。
最後に、各種データを示しながら保護者や大人の発言が子どもの進学に大きな影響を与えることを紹介するとともに、本学が「令和6年度女子中高生の理系進路選択支援プログラム」にて採択され展開する「女子学生のための神奈川テクノフューチャープログラム」の説明も行いました。