陰キャのアラサー男が金髪にしてみて思ったこと
結論を先に言ってしまうと、
一長一短はあるけど結構満足してます。
どんな人がやったの?
27歳の男です。
中学の頃の部活が卓球部だったり、
デュフデュフ笑いながら喋る癖があったり、
飲み会が苦痛だったり、
服装に極めて無頓着だったり、
昔引きこもりだったり、
色々陰の属性を取り揃えていると自負しています。
ふとしたことがきっかけで、茶髪に染めてみたことを以前記事にしました。
お時間に余裕がありましたらそちらもどうぞ。
その後も茶髪にしたことは周囲のウケも良く、大満足だったのですが、人間ってのはどんどん欲が出てくる生き物です。
「茶髪よりも似合う髪色があるんじゃないか」
とか思い始めるわけです。
そこで周囲の意見も聞いた上で、人生初ブリーチに挑戦することになりました。
※やるからには不足ないようにと美容院で染めてもらいました。
染めてどうなった?
まずはざっくり見た目の変化を。
髪を染め始める前の写真は下のものです。
知ってる人からすると、「何回お前それ使うねん」みたいな写真なんですが、インパクトバッチリなんで許してください。
この写真は髪を染め始める前、1年半ほど前のものになります。
この頃はメンタルもすっちゃかめっちゃかだったので、ネクタイとかも大変なことになっています。
ここから大体一年後に髪を染めることとコンタクトを入れることを決心しました。
その頃の写真は下のものになります。
変なお面は気になさらないで欲しいのですが、大分人相やその他諸々が変わってると思います。
ここからまた半年以上経ち、金髪にしてみた最近の写真はこちらになります。
こうして段階を踏んでいくと、緩やかになんですが着実に変わっていってるのかなと思います。
大まかな変化はこれくらいにして、細かなところに触れていきましょう!!
変化その1 周囲の反応
第一に目立ちます。
茶髪でいた頃は「染めてる人って割といるんだな」くらいな気持ちでいたんですが、これが茶髪ではなく、金髪(もっと言えばブリーチが必要な色)になると再び数が少なくなる印象を感じました。
なので、視線を感じることは増えました。
とはいえ、僕は背が小さくて挙動不審という特徴もあるので、誰もが金髪にするだけで目立つようになるかというとそうでもない気はします。
金髪という特徴が他の特徴を際立たせる
という解釈がしっくりくる感じです。
変化その2 キャラ属性が変わる
自分自身ではそうとは思ってなくても見た目が変わることはとても大事みたいです。
ありがたいことに芋くさ眼鏡坊主だった頃から僕を知ってる方には見た目を変化させて努力を褒めていただいたり、「イケメンになった」と言っていただけたりすることもあります。(自分にその言葉が使われるとはって感じです!!)
特に面白かったのは、
「昔の君と今の君を比べるのはダンボールとアパートの住み心地を比べるようなもんだ」
と言われたことです。痛快な喩えをしてくれた友人に感謝です。
あともう一つあるとすれば金髪になってから知り合った人の反応でしょうか。
話題作りのために坊主の写真を人に見せることがあるのですが、金髪になってからのご縁の方はとにかくびっくりします。特に、
「このタイプだと思ってなかった」
と言わんとする反応が多い様に感じました。
「完全な陰のもの」だったキャラ属性が、
「擬態出来てる陰のもの」になった
と僕は解釈してます。
人は見た目じゃないなんて言葉はありますが、
見た目をケアしない人は相応の扱いを受けるのだなと身をもって学びました。
変化その3 美意識
これは茶髪にした時にも思ってたことなのですが、見た目のどこかを大幅にイメチェンすると、とにかく「折角ここまでやったのだから」という心理が働きます。
僕の場合は美容院で初めて髪を染めたその足でコンタクトを処方してもらいに眼科に行きました。
ある意味、髪を染めるという引き返せなくなる(難しく言えば半不可逆的な)一歩を踏み出すことで、勢いをもってイメチェンをする方向に進むことが出来たのだと思います。
変化その4 気持ち
何よりも、「金髪にしようと思って金髪にした」ということが大事なように感じます。
坊主だった頃の僕は髪を染めるなんてのは頭の弱いナンパな奴がすることだと信じていた節があるのですが、いざ自分が染め始めるとどんどん明るくしていくのですから不思議です。
多分僕は、心の奥底では金髪のような派手色に憧れていたのだと思います。
だからいざ自分が染め始めると段階を踏んでそっち側に進んで行ったのでしょう。
自分の髪色のみに留まらない人相の変化は、望む自分に近づけているという実感がもたらしてくれたのかなと今は考えています。
最後に
根暗な陰キャさんが金髪にするなんて言えば「やめとけ」の嵐に呑まれると思うのですが、実は染めることで当人に変化が起こることもある。
自分を棚上げしてそんなことを言うのは少々気恥ずかしいのですが、
変わろうとする気持ちがこれを読んでいる貴方の中にあるなら、
それを実践してほしいなと切に願っています。