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大学職員の面接試験で実際にされた50の質問と回答のコツ

教師から大学職員への転職、すべての試験が終了しました。

約1年の転職活動でしたが、何とか国立大学職員の内定をいただくことができました。

見バレ等防止の為、具体的なことは言えませんが、もちろん1つではなく、いくつかの国立大学法人を受験しました。
今回の面接試験で実際に聞かれたの質問内容と回答のコツなどを皆さんにお伝えできればと思います。

タイトルには「転職者向け」とありますが、新卒で大学職員を目指す学生にも有益であると思いますので、是非読んでいってください!

「面接試験では何を見られているのか分からない…」
「大学職員って高倍率だから難しそう…」

今回の記事はそんな悩みを持つ方に向けて書きました。

私は「教師から大学職員への転職」というブログで情報を発信しています!以下の記事では、国立大学法人等職員採用試験の筆記試験対策についても紹介しています!


著者について

教師から大学職員への転職活動をしている海仁です!

現在、高校教師をしていますが、教師としての働き方に疑問を感じ、転職活動をしていました。

海仁の詳しい自己紹介については、以下の記事をご覧ください!

面接試験で重要なポイント

面接試験対策をすると、必ず質問集なるものを参考に回答を考える人が多いです。もちろん、それも必要なタイミングがあります。

しかし、最初からそればかりやるのは危険です。

面接の回答のコツに入る前に、面接試験対策に対する考え方を思い切って改めてみてください。

面接試験対策の考え方①

大学職員の面接試験で大事なこと。
それは「発言内容が嘘だと(前もって考えていた内容だと)面接官に思われないことです」

例えばですが、皆さん面接官から「志望動機を教えてください」と質問されたらどのように答えますか?

「大学のポリシーに共感しました!」
「学生のために尽くしたいと思いました!」
 ↑  ↑  ↑
こんな志望動機を考えている人はいませんでしょうか?
このような志望動機でも問題はありません。これが本当であるなら。

少し考えてみてください。皆さんはなぜ大学職員を目指すのですか?本音があるはずです。

ちなみに私が大学職員を志望した理由は
残業が少なく休みが取りやすいホワイトな職場だと聞いたから
残業をしてもきちんと残業代が支払われるから
大学で働いてみたいと思ったから
こんなものです。もちろん、面接ではこの本音+まともな志望動機も話しました。

皆さんはどうでしょうか?特に転職で大学職員を目指している方、上記のような理由が本音ではありませんか??

ここで上記の「発言内容が嘘だと(前もって考えていた内容だと)面接官に思われないことです」に戻ります。

あなたが面接官だとして、目の前の受験者が「貴学のポリシーの○○に共感して~」などど言い始めたらどう思いますか?

本当か?って思いません?

私自身が教員採用試験を受けていたときから思っていたことですが、自分の出身県以外を併願で受験するときに、必ず面接官からは

「なぜ本県を受験したのか?」

と聞かれます。

大学時代の学友は「地元の採用試験も受験しておりますが、○○県の教育理念に共感し~」とか言っていましたけど
「いや、嘘つけ!」って内心突っ込んでました(笑)
「併願です」と本音を言いたくない気持ちはわかりますが、面接官はそんなことちゃんと分かってます。
私はもう本音で話しました。

「地元の○○県が本命で、□□県は併願のため受けさせていただきました。ただ、他の県と比べて△△という部分に魅力を感じております。」

これでいいと思います。

実際にこの回答で面接官は納得してくれましたし、併願県も合格させていただきました。

話しが大きく逸れてしまいましたが、要は面接官が「嘘っぽい」と思うような志望理由は文面上いくら立派でもマイナス評価を受ける可能性があるということです。

ただ、
残業が少なく休みが取りやすいホワイトな職場だと聞いたから
残業をしてもきちんと残業代が支払われるから
大学で働いてみたいと思ったから
こんな本音ばかり言われても「大学職員を甘く見るな!」って怒りを買ってしまいますので、ほどほどに本音を入れるようにしましょう。

まともな志望理由+ほどほどの本音

これで志望理由を語れるようにしましょう。

しかし、新卒や前職の関係で「学生の成長に携わりたい」などの高等教育の関心を示すことが出来る場合は積極的にアピールしましょう!

筋が通っていれば面接官にも嘘だと思われる可能性は少なくなります!

実はこれがめちゃくちゃ重要なのです。
何でそんなに重要なのか、あとで詳しく説明します!

面接試験対策の考え方②

そしてもう一つ大事なこと

面接対策で1問1答対策をしないことです

面接に臨む皆さんが行っているのではないでしょうか?
しかし、面接対策においては想定質問をつくって回答を準備することは結構危険です。

それはなぜか?

これについても後から詳しく説明していきます!

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
就職活動や転職活動をしているとどうしても受験者の立場でしか物事を見れなくなってしまいます。
大切なのは面接官の視点立つことです。

ここから先は有料とさせていただきます。
私自身が苦労した部分でもありますし、本気で大学職員を目指す人たちに見て欲しいので、申し訳ありません。
ただ、そこまで高額にはしませんので、多くの大学職員を目指す方に読んでいただいて、少しでも参考になればうれしいです。

それでは、実際に聞かれた質問を参考にどのように回答を考えればいいのかについて説明していきます!

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