※転載 『AI:ソムニウム ファイル』クリア感想。ADVに飢えてるならオススメ!
※この記事は2020年1月にはてなブログで掲載した記事を一部改訂し転載したものである。
『AI:ソムニウム ファイル』
推理ノベルアドベンチャーゲームとして発売前から期待してた作品。
硬派な雰囲気かと思いきや、PVで片眼をくり抜かれた女の子がギロチンで腹部を切断されているという大変ショッキングなシーンがあり、一気に購入意欲をそそられたのが購入のきっかけ。
やばい。めっちゃ面白かった。
流石侍道とかダンガンロンパとか出してきた会社である。
主人公の伊達がイケメンなのに中身はエロと綺麗な女性が大好きな残念すぎる三枚目なのがマジでツボ。エロ本見つけたら反応速度が通常の3.6倍になる設定ってなんだよ。しかもそれで窮地を救うシーンがあるのがおかしい。最高かよ。
こっちが思わずツッコんでしまうシーンもしっかりゲームキャラがツッコんでくれるのでやってて気持ちがいい。
相棒のアイボゥ(そのまんま)とのやり取りも軽妙かつテンポよく進むので、こいつら2人ともいい意味で馬鹿だなーwと笑えるのがホント面白い。
なかなかシリアスなシーンでもしっかりギャグをぶち込んでくるので一種の清涼剤と化してる。気分が落ち込みすぎないので好き。むしろもっとふざけてくれってなるw
モヤモヤが残らずストーリーが進んで行くのでどんどんやってしまう。先が気になりまくるストーリーだからというのもある。
ストーリーは大きく2つに分岐して結構展開が変わってくる。
普遍的だけどどっちも家族愛だったり友情愛が描かれていてまさに『AI』が詰め込まれた作品だなと感じました。とにかく先が気になりまくるストーリーです。良作の証よな。
最初はタダのクソガキだと思ってた応太のエピソードはマジで感動しちゃった。オカンネタは反則やって…家族みんなで過ごしたあの日の思い出を今でも大事に思ってるオカン…あんまり書くとネタバレになるから書けない…
物語序盤で散りばめられた伏線が綺麗に回収されるのはお見事。自分じゃまず思いつかない展開でした。面白かったです。
ギロチンでヤられる女の子がどうなるか気になるだけで始めたけど物語の重点はそこじゃなく、あくまでもポイントの一つでしかなかったのも結果的に良かった。大ボリュームでした。
ADVに飢えてるならまじオススメです。PS4/Switch/Steamで発売中。