やばい海外インターンの話しpt.3
ちょっと今回は愚痴も入ってて、自分に都合が良いように思える内容ですが、あった事、思った事を嘘なく、正直になく書いているだけなので、よろしくお願いします。
2月1日 ヤバイ片鱗を見せつけてくる
ミャンマーヤンゴンに24時に到着。出迎えてくれたのは現地に住んでる日本人社員。もう1人インターンと共にタクシーでダウンタウンへ向かいました。両替もSIMもその場では行う事ができず、取り急ぎ宿へ向かいました。
空港から市内まで30分程。車内でこんな会話が。
「Kくんは何のミッション請け負ってきた?」と。自分は「現地にいるスタッフとコミュニケーションとり、日本文化を浸透させる事をミッションとして請け負ってきました。」とこれから待ち受ける海外生活を希望と夢に満ちた返事で答えました。
すると「アハハ、ソレダマサレテルヨ」と返答。意味が分からないので、どういう事なのか聞いたけど話題を逸らされた。まあ冗談半分で言ってるだけだろと思いその場は流しました。
宿に到着。25時くらいを回ってました。なんと明日の9時に出勤するように通達を受けた。ヤンゴンについて1時間くらいで「???」ってなる事が2回も起きました。流石に一日休んで、オリエンテーションから始まると思ってました。まあ社会人として当たり前のことで、そんなに社会は甘くはねえよと、18歳ながら考えてその日は就寝。
2月2日~7日 初出勤
満を持して初出勤。
自分が回された部署はITの下流部であるQualityAssuranceというITソフトやホームページの動作確認を行う部署。そもそもこの会社にはインターン生が割り込める教育部署というものはありませんでした。
到着後、ボスに呼び出しを受け、個別面談をすることに。
「申し訳ないんだけど、人員の関係で中間管理職兼エンジニアの仕事をしてもらうことになるけど平気かな?」
こんな初日に初対面のボスに18歳のクソガキが詳しく理由を聞き出すことも出来ずに「はい!オッケーです!」と返答。
「OJTは別のインターン生から引き継いで貰うから心配しないで!」との事でした。
業務内容は以下の通り
現地スタッフが解読できない日本語をその都度教える。QAエンジニアとして商品の動作テスト。クライアントに進捗報告。の3つを任されることに。そもそも準備してきた内容とかけ離れすぎていると思いましたが、まあとりあえずやってみるかの精神で業務開始。
その後OJTがスタート。インターン生の人はみんないい人でした。OJTをして貰ったのは、私が代わりに配属される前にいた人。OJTは2日で終わり。
その院生は、まだまだ滞在予定でしたが途中帰国するという事で、人員不足の為、自分がそのポストに応急処置として着任したという事です。
そもそも18歳のガキが2日で中間管理職のすべてマスターするのは無理でした。尚更、前にいた人が途中でいなくなるレベルの仕事量だったので。
絶対に不可能な納期に商品を納入しなければならないのと、分からない事だらけなので、毎日毎日2~3時間残業してました。週休2日と聞いていた、休日の土曜日も他の仕事の納期があるからとボスと私を含めた2人のインターン生で出社してました。
仕事内容から休日、何もかもが思い描いていた華やかなインターンシップとはかけ離れていました。
2月不明 崩壊
この辺から完全に精神がおかしくなっていました。何があったかを日記につけてましたが、日記すら書く暇がなくなってました。
基本的にバイト、部活では寝坊したことがあんまりなかったんですが、毎日寝坊するようになってました。夜になると何故かさみしくなって意味もなく泣いてました。
そして、2月中旬、日本にいる私と面談した社員が面談を行いたいとの事で、個別面談。
「日本にいるときに請け負っていた文化共有ミッションは出来てる?」との事。
業務変わった事知らねえんだ、やべえなこの組織と思う事は出来ず、仕事が遅い自分が悪いんだというやばいマインドに染まっていた自分は、
「違う業務を請け負ってできてません。時間を見つけて文化共有します」と返答。
唯一の休日である日曜日は時事ニュースをPowerPointにまとめる作業を行ってました。
入国当日に言われた「アハハ、ソレダマサレテルヨ」の意味がよく理解できました。
前にいたインターン生が途中帰国する理由も。
次回、2月21日ミャンマーにて死す
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