かいとう

元日本ランカーのプロボクサー。減量やトレーニングについてまとめています。質問・パーソナル指導希望の方はTwitterのDMまで

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最近の記事

【減量】プロボクサーが知っておくべき"痩せるための休息"について【睡眠】

休まず毎日走ってジムワークに取り組み、仕事やアルバイトに励むプロボクサーは多いと思います 数多くのボクサー・格闘家の減量サポートをしてきましたが、ボクシングだけで生活をしている選手は極稀です 限られた時間で練習をしなければいけない… どの選手も動くことばかりに意識がいっており 身体を休めるということに無頓着な気がします 教えてきた中では 「月曜日〜土曜日までジムワークをしてオフが日曜日!」 という選手がほとんどでした 色んなトレーナーの考えがあるので否定はしませ

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    • 【重さ】グラム減量とは?ボクサーとトレーナーがやるべき体重管理について【カロリー】

      「グラム減量」という言葉を聞いたことがありますか? 格闘技界隈に存在する減量方法の1つです 食材の重さを見るだけの減量方法であり、科学的かと言われたら全くそうではありません 最近、計量失敗が起きるたびにSNS上では 「水抜きはダメだ」「毎日コツコツ落とすべき」という話が10年前からずっとループしてます 問題の本質はそこではありません 「グラム減量の方が確実に落とせる」みたいに勘違いしている人が多過ぎるので、グラム減量の意味のなさをまとめてみようと思います さらに、選

      • どうしても試合までに体重が落ちないと焦っている人へ

        計量失敗は最近と言わず、ここ数年のトレンドです 私も相手の計量失敗により、試合が飛んだことがある1人です どれだけ気合いで落とそうにも、正攻法では絶対に無理な段階は絶対にあります そこまでの過程にもよりますが、どう足掻いても無理だというのは数日前から分かります 本来そういう段階にならないための日々の節制ではありますが、そう上手くいかないのが人間です 私も数多くの選手を見てきましたが 過去最高の減量幅は10日で12kgでした 今回はこの時に選手にやらせた方法を紹介します

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        • 【水抜き】ボクシングに減量が本当に必要なのかを考える【プロとアマ】

          ボクシングといえば "水も飲めない過酷な減量を乗り越えて試合に臨む" という昭和なイメージを未だに持たれています アマプロ問わず試合に出るレベルで ボクシングをやっている人達なら 特に何の疑問も持たずに 減量に取り組んでいると思います 一般人「何で減量するの?上の階級に出ればいいじゃん」 ボクサー「数キロの差が大きな差に(ry」 こういう会話をしたことがある人は ボクサーの中には多いのではないでしょうか しかし、実際問題ボクサーに減量は必須なのでしょうか

        • 【減量】プロボクサーが知っておくべき"痩せるための休息"について【睡眠】

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        • 【重さ】グラム減量とは?ボクサーとトレーナーがやるべき体重管理について【カロリー】

        • どうしても試合までに体重が落ちないと焦っている人へ

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        • 【水抜き】ボクシングに減量が本当に必要なのかを考える【プロとアマ】

          【PFCバランス】プロボクサーの減量方法【カーボサイクル】

          ボクシングに限らず様々な格闘技の選手がTwitter経由で自分に減量やサプリの相談をしてくれることが増えてきました 知識をまとめるためにプロボクサーの減量について以前書きました この記事の中では「消費カロリーと摂取カロリー」についてまとめています 前回は基本のキの字をまとめた内容なので今回はそれから一歩踏み込んだ内容です 最初のブログを読んでから読むことをおすすめします それかこの書籍を読んでみてください ・カーボサイクルとは結論から言うと 「日によってカロリー

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          【PFCバランス】プロボクサーの減量方法【カーボサイクル】

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          【減量】ボクシングに塩抜きが必要ない理由

          減量といえばここ数年水抜きが流行っていて、それと同時に失敗するケースも増えました そもそも水抜きは簡単に体重が落ちる魔法の技ではありません しっかりとした事前の準備が必要なので、そこを分かっていない選手は失敗するだけです noteの影響かTwitterのDMで減量やサプリについて質問されることが増えました 水抜きに関しては少しずつ理解してもらえているのですが、最近多くの選手から質問を受けるのが「塩抜き」についてです 結論から言うと、減量をスムーズにするために塩抜きは

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          【減量】ボクシングに塩抜きが必要ない理由

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          【減量】ボクサーとチートデイについて

          ボクサーとして試合にでる以上99%の人が避けては通れない減量 そんな中、"チートデイ"という言葉を聞いたことがある人は多いと思います 「減量中でも好きなものを好きなだけ食べられる!」 こんなコンセプトで数年前から流行った気がします 果たして本当にボクサーにチートデイは必要あるのかをまとめていきます ○チートデイをやる意味減量の中でほとんどのボクサーが体験する"停滞期"というものがあります

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          【減量】ボクサーとチートデイについて

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          ボクサーにロードワークは必要なのかを考える

          「毎朝早起きして走ってるか?」 こんなことを会長やトレーナーから言われたことがあるボクサーはたくさんいると思います 私もデビューしたてのころは会長に会うたび言われていました 何故ボクサーは走らないといけないのか 「スタミナをつけるため」 「足腰を強くするため」 人によって色んな答えが返ってきそうです 今日はボクサーにとっては切っても離せないロードワークについてまとめていこうと思います ○ロードワークは本当に必要なのかデビューしたての私は練習について自分で考える

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          ボクサーにロードワークは必要なのかを考える

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          ボクサーの収入をあげる方法

          仕事をしながらボクシングをする、というのがほとんどのボクサーの常識であることを前回まとめました 本当にボクシング1本で生きていくには世界チャンピオンクラスの実績が基本的に必要になります しかし、やり方次第では4回戦からでもボクシングで食べていくことも可能かもしれません 自分の考えをまとめていきます 最初に言っておきますが、1発逆転の大儲けの話をまとめている訳ではないです ○収入を上げるための手段今はYouTubeというプラットフォームがあります まもなく5Gの世界

          ボクサーの収入をあげる方法

          働きながらプロボクサーをやるメリット

          「日本チャンピオンになってもアルバイトしている」 「世界チャンピオンにならないと食っていけない」 ボクシング業界ではよく耳にする話です 現状プロボクサー1本で生計を立てている選手は全体の何%でしょうか 限りなく少ないのは間違いありません ただ、私は昔からボクシング1本で生活するということに憧れがありません。今日は働きながらボクサーをやることのメリットについて、私の現役時代のファイトマネーも含めて私の考えをまとめていきます ○もらっていたファイトマネー私のジムは非常

          働きながらプロボクサーをやるメリット

          ボクサーに筋トレは必要なのか考察してみた

          「筋肉をつけると身体が重くなるからボクサーは筋トレしない方がいい」 こんな最早ギャグにしか聞こえないようなことを言っているトレーナーは流石にもういないと信じたいのですが、現実は中々厳しそうです 私はボクサーに筋トレは必須だと考えています 現役時代は週に2〜3回フィジカルトレーニングだけをやる日を作っていました ジムに練習相手がいないのでそれなら1人で別の方向性から追い込む方が効果的と考えたからです トレーナーの数だけ考え方があるとは思います。私の考えが正しいという訳

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          ボクサーとケトジェニックダイエット(糖質オフ)

          減量指導しているとこんな質問がたまにきます 「ケトジェニックダイエットをやろうと思うんですけど、どう思いますか?」 私はボクサーにケトジェニックは競技的に向いていない、という考えがあるのでおすすめはしていません 今日はなぜケトジェニックダイエットをおすすめしないのかをまとめていきます ○ケトジェニックダイエットをおすすめしない訳

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          ボクシングをする人に必要なサプリ

          私は現役時代に様々なサプリを試しました 試した数はおそらく引退+現役ボクサーの中でも随一だと勝手に自負しています そんな数多くのサプリを試した私が考える、ボクサーに必要なサプリについてまとめていきます ○サプリの考え方「パンチ力を上げるサプリはありませんか?」 「フットワークを上げるサプリはないですか?」 この他にもサプリに過大な期待をした質問は結構きました 勘違いしてはいけないのは、サプリの力で元ある能力が大幅に向上する訳ではありません 高級サプリを大量に使っ

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          プロボクサーの減量に対する考え方

          以前、アマチュアボクサー向けの減量記事を書きました この記事の中で、アマチュアとプロの減量法に違いはないと述べていますが、最後の調整の仕方が変わってきます 今日は減量の考え方についてまとめていきます ○減量の絶対的ルール世の中には色んな減量方法とそれを助けるサプリがあります 自分もサプリには詳しいのてTwitterのDMで「痩せるサプリありませんか?」と質問されることもあります(ないです) 脂肪燃焼という意味ではファットバーナーと呼ばれるものはあります こういうサ

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          プロボクサーの減量に対する考え方

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          プロボクサーの計量後のリカバリーについて

          前回、プロボクサーの水抜きについてまとめました 今回は水抜きをして計量をクリアした後の栄養摂取についてまとめようと思います ○食べるべきもの考え方次第ではありますが、胃腸に異常が起こらなければなんでもいいと思います 選手によっては「勝負飯」という位置づけで食べるものを決めている選手もいることでしょう 紹介するのは体の仕組みから考えて推奨される方法ですのであくまで参考程度にしてください ○あまり意味を感じない食べ物オススメの方法を紹介する前に個人的に食べなくてもいいと

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          プロボクサーの計量後のリカバリーについて

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          ボクシングにおける水抜き減量のやり方

          ボクサーの減量と聞くとボクシングをあまり知らない人は、「食事も摂らず、水も飲まず、辛いんだろうな…」となるのがほとんどではないでしょうか 漫画のイメージが強いと思いますが、あれはフィクションです。もしリアルで食事も摂らず水も飲まずの減量をしている人がいたら勉強不足か、ただの下手くそです ボクサーはむしろ水分を多く摂らないといけません 前回の記事でも書きましたが、1日4Lは最低でも必要です また、ボクサーの水分摂取に関連した話題で無しには語らないのが「水抜き」でしょう

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          ボクシングにおける水抜き減量のやり方

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