「説明」が怖くて怖くて仕方がない、そんな人へ--説明は速さで決まる
こんにちは。カイトです。
今週から新しい仕事をスタートさせました。
仕事を始める前に読み終えた本がとても実践的で役立っているので紹介します。
▼説明は速さで決まる
副題には「一瞬で理解される「伝え方」の技術」とあるように、伝え方の具体的な技術が盛りだくさん。
なぜ私が読んでみることになったか。
理由は大きく2つ。
・リスペクトしている方がTwitterでオススメしていた
・説明することに対してコンプレックスを感じていた
そんな経緯で、本の存在を知った瞬間にポチッと購入し、即購入。
長時間移動の際にあっという間に読み終えました。
私が思う「説明は速さで決まる」、オススメポイントをまとめました。
◼️説明下手こそ、説明上手になる
会社員としてもう6年ほどになるのですが、私は自他共に認める説明下手です。
特にこれまでの会社では上司と話すときに緊張してしまい、苦手意識は年々増すばかり。
noteをこうして書き続けている今も、特に口に出して話すときにはわかりやすく伝えられているのかな…と不安になります。
そんなタイプなので、本書に書かれている
「口ベタな人は、早い説明の時代に大きく飛躍できる可能性を秘めています」
という一文に心惹かれました。
下手な人でも上手くなる。
自分のことを肯定してもらったような嬉しさです。
今までにも話し方や思考法の本を読んできましたが、この言葉がシンプルに刺さりました。
本書で出てくる、ターゲット思考に当てはまったのだと思います。
私と同じように、下手だと自覚していたり他者から言われて落ち込んでいる方は同じく奮い立つはず。
こうして完全に著者の中村さんのテクニックにハマっていると自覚しつつ、読み進めました。
◼️説明を始める前に、まず「箇条書き」!
私が説明に失敗する時を思い返すと、パターンは大体同じでした。
・準備不足すぎる
・頭の中でも整理しきれていない
・焦ってしまう状況
・早く終わらせたい
後半はそもそも説明が苦手と意識しているのと苦手な相手と対峙している場合なので、一旦置いておきます。
前半部分はこうして見ると、自分の至らなさが原因です。
早く伝えないと…と気持ちばかりが急いてしまうと、逆に遠回りになる。
急がば回れという言葉の通り、本の中では一見時間がかかるのでは?と思うテクニックが。
それはまず説明する前に、必ず箇条書きするというもの。
頭のなかのものを全て出し可視化する。
いろいろな方法を試してきた著者の中村さんが辿り着いた、シンプルな方法だったそうです。
私もこうしてnoteを書き始めてからは箇条書きの癖を付けるようにしてきましたが、説明前に都度箇条書きにして整理する…ということはやっていませんでした。
箇条書きにして要素を出しきり、必要なものを選ぶ。
そうして相手が求める最速の説明を作っていく。
とてもシンプルな習慣だからこそ定着しやすく、意識しやすいと思います。
全てを箇条書きに出す習慣をまず1ヶ月続けてみるところから初めてみる。
そうして慣れてくれば必要なものだけを出せるようになるそうです。
そのほかにもたくさんの説明をレベルアップさせる方法が盛りだくさんで、言葉の作り方を改めるきっかけになります。
日本人ならではの繊細な言葉の使い方を知ることができるので、オススメです。
新しい勤務先になって間もない私には、試すのにまたとないチャンス。
この1ヶ月、まずは説明前に箇条書きする!を合言葉に取り組んでいこうと思います。
◼️シチュエーションごとに、即実践
自分だったらどんな場面で有効活用できるだろう。
本を読もうと考える方はきっと、具体的に説明したい場面があるはずです。
実際に学ぶことができたテクニックをどう生かしていくのか。
本書では「上司、部下への説明」「打ち合わせ」「SNS」「自己紹介」など、シチュエーションごとに細やかな内容が書かれています。
私が読み終えたのは6/2の日曜日。
6/3から転職先初日だったので、新しい職場で実践できました。
朝イチの自己紹介前に準備をして、挑むことができました。
また、早速上司との「打ち合わせ」があったのでそこでも隙間時間で箇条書きにして対応。
聞き返されずにスムーズに終えることができました。
このように、説明したい場面ごとのイメージが掴みやすいからこそ実践しやすくなります。
読んだ人それぞれが必要に応じてテクニックを活用する。
そして説明が怖くなくなっていく。
良い循環が生まれて、苦手意識を克服できるようになるはずです。
◼️説明するのが楽しい!そうなれるためにチャレンジしまくる
私は説明するのが苦手です。
伝わらないのでは…と怖くなるし、緊張してしまいます。
それでも説明は速さで決まるを読んでからは、少しずつテクニックを活用して伝えるように心がけています。
そうして4日経ちましたが、今までの職場よりも緊張せず落ち着いて話せているような気がする。
あくまで主観ですが、そう思えるようになっただえでも大きな一歩です。
スパッと説明が伝わったら、嬉しい楽しいとポジティブな気持ちになれる。
この成功体験を今後も積み重ねて、説明への抵抗感を無くしていきたいと思います!
私と同じく、説明が苦手だな…と思っている方が、本を知るきっかけになったら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?