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# 入ってくる情報を自分で選ぶこと

田舎で暮らしていると,つくづく時間が流れるのはゆっくりだなぁと思う.入ってくる情報に主体性があって,全て自分が制御できている,という意識がある.

ドイツから東京に戻ったとき,”時間が流れるのが早い”と感じたことがあった.もの・人が煩雑なおかげで,周囲の環境において制御できていないことがあまりに多かったことが原因かな,今になって振り返る.

周りに知り合いが多い環境はありがたいことだけど,関わりがあるということは情報のやりとりが発生するということ.電車や人の移動の多さも,ある種情報のやりとりにつながる.自分自身と周囲を完全に切り離すことはとても難しく,つまり物理的距離を取る他ない,という結論になるのだろう.

だから僕は今ドイツの田舎で時間を過ごしているけど,とても楽しく充実した時間を過ごしている.全ての時間を自分が思った通りに支えている実感があって,その制御できている感覚・自分でコントロールすることができる,という自分の価値観の中でも特に重要な要素を満たすことができているからこそ感じる充足感である.

将来は,ワーケーションとか積極的にしてみたいな,とも思ったりした.そもそも場所を選ばずに仕事できる日がきているから,ワーケーションなんて考える必要ないのかもしれないけど.

ドイツに来て3週間.コロナ禍で留学,ということで改めて稀有な経験をさせてもらっている,と振り返って思ったので,この経験を自分だけでなくもっと多くの人に還元できるように発信をまた再開したいな,と思ってこの文章を走り書きしてみました.

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