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教えすぎないように しよう

最近読んだ本からの気づきを一つ

「指導者はファシリテーターである」
という考え方

これは、スペインのプロサッカークラブ
ビジャレアルのメンタルコーチが
指導者たちに向けて伝えたことの一つ

指導者は、選手の学びの機会を創出するファシリテーター(潤滑油)に過ぎない、という指導哲学


日本は、学びの形態が少ないと感じる
先生が教壇から教える座学のやり方が、
今も主軸のかたち。
会社の研修でも、座学の研修は多い。

家庭でも職場でも
ついつい教えてしまう
教え好き、教え上手の多い日本人

真面目にコツコツと教えるスキルを
指導者は学び
『あの人は教え方が上手い』と褒められ
更に教えるスキルが強化される


一方で、

「教える」は、指導者が主語
「学ぶ」主体は、選手であり子どもであり
部下であるはず

そうなると
教え方のスキルを高めるアプローチではなく
学び手が適切に学べる環境をつくること
ファシリテーター(潤滑油)としての
スキルを高めることも大切だな、と思う

「指導者はファシリテーターである」

スペインのサッカーをみると
そのスピード感に圧倒され魅了される
その根底には、選手たちの判断の早さ
そして、それを育んだ指導者たちの努力が
感じられる

今日からは
教えすぎないように しよう

カイト🪁


『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』 著者 佐伯夕利子

ビジャレアルCF(Villarreal Club de Fútbol)は、スペインのプロサッカークラブ
小さな町のクラブながら、戦術的なフットボールと堅実な運営により、国内外で高い評価を得ている。

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