030.バーのアルバイトを通して学んだこと②(カクテル)
こんばんは。かいとです。前回に引き続き、バーでの経験について書かせていただきます。
前回はカクテルの語源、そしてカクテルは作る人によって味が変わると書かせていただきました。ほんとにそうで作る人によって味が変わるのはおもしろいです。今回はそんな数あるカクテルの中から僕自身思い入れのあるカクテルを紹介したいと思います。
シンガポールスリング
名前の通りシンガポール発祥のカクテルです。おもしろいのはこのカクテル生まれた時と今とレシピが異なるのです。
現在のシンガポールスリングは上記の写真の様にフルーティでさっぱりとした味わいが特徴です。
元々このシンガポールスリングは1915年にシンガポールの「ラッフルズ・ホテル」で誕生しました。しかしそこから中々人気が出ず、1930年代には忘れさられたそうです。
その時出来たのがこのさっぱりとした方のシンガポールスリングになります。
当初のレシピは1950年代に復活したそうです。個人的には当初のレシピの方が好きです。当初のは甘い味が特徴的なカクテルです。
当時バーでアルバイトをしていた時に大学の卒業旅行でシンガポールに行くことになった事をバーテンダーの方に話しました。
すると絶対ラッフルズ・ホテルのロングバー(シンガポールスリング発祥の地)には行ったほうが良いと言っていただきました。旅行中何とか友達を説得してロングバーに行きました。
結論、めちゃくちゃ良かったです。当初のレシピのシンガポールスリングを飲む事が出来たのも良かったのですがそのバーのシステムがおもしろかったです。
ロングバーではドリンクを頼むと一緒に大量のピーナッツをいただけます。このピーナッツですが食べた後の殻は何とそのまま床に捨てるのです。なので写真の通り、床は殻だらけです。笑
最初、平然と食べた殻を床に捨てる人をみて驚きましたがやってると慣れていくもんだなと体感しました。バーテンダーの人に言ってもらった通り行って良かったです。
本場のシンガポールスリングを体感して満足し帰ろうとしたら何とレシピの書いた紙を頂けました。
早速日本に帰ってつくりました。笑
実際に本場で体感するのは大事だなと思います。カクテルには様々な背景があり、誕生しています。それを詰めていくとほんとにおもしろい。そんなシンガポールでの体験でした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。それではまた。
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